12月2日(金)『好きな季節で春か秋をあげる人は例外もいるがほとんどは大したことない』

世の中も12月になり、急激に冷え込んできた。

寒い。とても寒い。

11月30日から冷え込むと天気予報で言っていたのだが、まぁ大丈夫だろうと軽い格好で外に出たら寒すぎた。

日中はまだ許容できるが、夕方からはもう許容範囲を普通に超えている。ぼくはあったかい状態でいたいということはなく、少し肌寒い状態をキープしたい。適温よりも少し冷えてる方がなんかいい。これは言葉にできない。考えるな感じろである。

しかし今年の冬の夜はバカにできない。

お風呂にゆっくり浸かり、あったかくして寝たいと思う。風邪はひきたくないもんな。

ただ気温とは対照的に温度が上がり続けているものもある。

お笑いとサッカーである。

M-1グランプリ、THE W、ワールドカップ。

M-1も決勝進出者が先日発表され、盛り上がってる最中であり、ワールドカップなんか超絶格上のスペインに逆転勝利という。

盛り上がらないわけがない。アツい。アツすぎる。

インスタグラムのストーリーを見ると、ほぼみんな4時からの試合をリアルタイムで応援し、点を取った時のリアクションをあげていた。すごい嬉しいそうだった。

…4時？

4時からみとったと？

これが6時とかならわかる。4時やぜ？

1日の時間の中で1番渋い時間に起きて応援するなんて。みんなそんなにサッカーにアツかったんや。

にしても4時て。高校時代の遠征でしか起きたことない時間。

例えM-1が4時からあるって言われても、SNSをシャットダウンし、次の日録画を見る。リアルタイムで見ようと思っても、多分変なテンションになってるから漫才を純粋に楽しめないと思うから、やっぱり寝る。

普通にみんなは眠くなかったのかな。うつらうつらしながら見てても最悪点を決めたところで落ちちゃってるかもしれない。周りの友達と授業解説の声に起こされて、え？なに？きめた？誰？と時間軸のズレが生じてしまわないのだろうか。

もしかしてそんな睡魔なんて吹き飛ばすくらいワールドカップというものは凄いものなんだろうか。

日本がスペインに勝っちゃったから次に進めるらしいから頑張ってほしいね。怪我はしないでね。

Mリーグももっと盛り上がってもいいんじゃないかと思うそんなある日。

ここから先はサッカーに１つだけ思うところ。見たかったら10円頂戴。ほんとに。

サッカーについて１つだけ嫌なところがある。

『いたがるやつ』である。

大したことないやろ。そんなんでそんな痛がるな。子供か。子供でも泣かずに立ち上がる子もおるぞ。それでファールもらってまで点に繋げたいんか。

知らん！せこいぞ！かっこ悪いぞ！

何がしたい。目立ちたいんか？注目を集めたいんか？

誰もお前の心配してないぞ！だってそんなに痛そうじゃないから！早く立てよ！としか思ってないぞ！

特に日本人よ。わいらがなんばしよっと。

日本特有の武士道はどうした。

昔の思想をもってくんなよ。って思った人は速やかにくたばってください。

剣道なんか武道でありながらも試合中に倒れたりしたら、相手が殺し屋の目をして迫ってくる。倒れようとも審判が『やめ』の合図をしない限り中断しないから。チャンスなのである。倒れた後も油断ならない。殺し合いなんてそんなもん。

さすがにサッカーは殺し合いじゃないけど、こけてもぶつかっても、すぐ立ち上がり『ごめんな』って言い合っても良くないか。ほんとに痛い時は助けを求めないといけないけど。『いたいいたい』騒いでたやつが数秒後ピンピンしてるとさすがに腹が立つ。この前も頭に包帯まで巻いてた奴が数分後、邪魔になったのか知らないけど包帯を取り投げ捨ててた。心の底から『は？』がでた。

正々堂々戦おうぜ。勝ち負けよりも大事なことがあるやろ。高校時代にそう習わなかったのか。負けだって美しくなりうる。ガムシャラに勝ちに貪欲な戦い方もあるけど、美学をもち正々堂々戦う方がみてて気持ちがいい気がする。

応援してる人々の異様な期待と懇願が選手たちに悪影響を及ぼしてるのかもしれない。

剣道も野球サッカーみたいに盛り上がっていいけどなと思うそんなある日。