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思うこと:東京都知事選 立候補予定者4氏による共同記者会見の感想

 現知事の小池百合子氏をはじめ、石丸伸二氏、田母神俊雄氏、蓮舫氏による2024年6月19日に開かれた共同記者会見の模様(ネット配信)を拝見いたしました。

 会見を見て、現時点で4氏の中から選べと言われれば蓮舫氏を選んでしまいそうです。石丸氏との二択で、東京都という自治体の選挙であると考えれば蓮舫氏の方がいいのかなという判断です。え、まぁ、その、うん(笑)。

 ただ、蓮舫氏は某政党が支援を表明したり(私の家にもそのチラシが入っていました)というのがかなり引っ掛かりますし、私の中では大きなマイナスポイントです。

 現知事の小池氏は蓮舫氏のみをライバル視しているのかなという印象を受けました。そして、小池氏も蓮舫氏もこういう場での経験値が多いからか、のらりくらりを取り混ぜつつこなす・かわすのがうまいなと思いました。

 会見での石丸氏の発想、発言については応援したいとは思いますが、東京都知事という立場では結果としてそれらは推進できないのではないかという疑念がどうしても晴れません。これが私の中で晴れると石丸氏一択になるのかなという気持ちではありますが。

 小池氏は知事を2期8年やった結果として、停滞と淀みができているように感じます。そこを変えるには人、即ち知事を交代させるというのが一番効果的だと思います。そういう観点から小池氏は選択肢から外れます。

 自分が仕事を発注する側として、誰に発注するのがいいのかという視点で考えてみました。

 蓮舫氏が見据えているのは都民ではないとは感じますし、個人的にあまり信用してはいませんが(おいおいw)、理由はどうあれやるべきことは最低限若しくはある程度はやってくれるのかなとは思います。しかし、見据えている先が都民ではないと感じる部分で、最終的には都民の利益を最優先しないだろうなという気持ちがあります。出来上がったモノは少し思っていたのとは違うんだけど、言い包められて納品を認めてしまうということになりそうです。

 小池氏も蓮舫氏と同様ですが、こちらの注文したモノではなく、自分が作りたいモノを注文されたモノであると主張されそうで、注文どおりに作ってくれよって言いたくなるのかなという思いです。

 石丸氏も都民ではなく国民を見ていると見受けられます。それは側面としては正しいけれども、知事として正しいのかという思いが私の中では強いです。また、都民の自立と判断を今よりも強く的確に求められます。そういったことに慣れていない、人任せなところが多いような日本という国に住む人々において、いきなりそういった変革を迫られても対応できるのか不明です。注文したとおりの性能が発揮できるモノを作りましたが使い方はご自身で考えてくださいと、説明書もなしに渡されても戸惑いますよね。そんな感じです。人としても友達にはなりたくないよなという気持ちはありますし(これまたおいおいw)。

 田母神氏は、まぁ、その、視点的には石丸氏と同様に国だと思います。家を建ててほしいと言ったのにいきなり街作りしそうで怖いです。話してみると面白そうな近所のおじいさんという印象ですが、何かを任せたいとは失礼ながら思いません。あ、個人の感想です。

 全部ひっくるめて私の中では消極的な選択になりますが、現時点では蓮舫氏と石丸氏の二択で、蓮舫氏が54%、石丸氏が46%っていう割合で蓮舫氏に傾いているかなという、自分でも予想外な答えになっています。うーん。

 正直な気持ちを吐露すれば、今回は石丸氏を素直に応援、支持したかったんだけどね。安芸高田市でやってきたことを都政にうまく変換できればと考えていたけど、どうやらそういう発想でもないかなと。規模も違うし自治体としての役割も違うし、しゃーないことなんやけど。

注意:自分の考えを整理、まとめることを主目的で書いています。

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