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「新しい時代のお金の教科書」

<インプット>

お金の本質、元々は「記帳」が始まりだった。つまり、「誰かと誰かの価値や時間の移動をみんなで見えるようにすること」だった。これをもっと簡単に媒介するようになったものがお金(通貨)である。

お金というものは、「信用*汎用」の2つがあって価値が大きくなるものであるが、少なくともとても「無機的なもの」である。記帳に表されていた「信用」や「価値」を抽象的な数値に表したものなので、あらゆる摩擦をなくす反面、あらゆるものを均質化してしまう。しかし、そのような「無機的」なものから、「有機的」なものへと時代は移りつつある。生存欲求を満たすようなものはどんどん「インフラ化」(誰でも無料or安価でアクセスできるようになる)していき、その上の欲求(承認欲求など)が求められてきているからだ。それは、なかなか無機質な「お金」では表せない。<21世紀のビジネスは、多様化・個別化・肯定化らしい。>

そして、お金に変わるものとして、「時間」が出てくる。そして、お金の本質であった「信用」という一点のみでやり取りができるようになる。この時代になればお金というものは必要なくなる。そのような流れは、「お金」を理解していれば、十分に理解できる。そして、そのためにお金との付き合い方を考えていくべきなのだ。

具体的には、「有機と無機」を使い分ける(人とのつながりや信用を大事にするときと、お金・数字などにこだわるシーンや頭脳は使い分ける)、お金でお金を生まない(そこに価値はない?)、giverになる(つまり、お金やものを与えていき、「信用」をもらえるに足りる人物となる。お金をいくら与えても、信用はなかなかもらえないが、信用があればお金がついてくる時代になっている)くらいかな、響いたのは。

<考えたこと>

giverになる、がすごい響いた。自分のため(特にお金など)をよく考えてしまうが、それで節約できるお金と、得れない信用とどっちが大きいのかはしっかりと考えるべきだなと思った。線引きは、「自分がいい時間を過ごせるかどうか」かな。それが得られるなら、率先してgiverになる。

価値・信用が大事っていうのは「お金2.0」でも言ってたことかな。ただ、世の中のビジネスが全てそれで回るかは少し微妙かな。信用で回っていても、そこに「疑惑」や「不安」、「裏切り」とか「失敗」が入ってきたら、やっぱり「数値」に戻ってしまうのでは。。。でも、これからの時代、「人の価値・信用」がもっと重視されていくのは共感。



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