住処さがしのたび-2nd-実際に行ってみる。
前回、色々な人と話して情報と口コミを集めたので、実際に行ってみたことを記録として書いてみる。
実際に行ってみたところ…
◆S市…地方都市にも実家にもまあまあアクセスが良い。ハザードマップで気になる点があるが、市内でも気を付けて住めば対策はできそう。
担当者…明るく気さくな男性。ざっくばらんに色々な事を話せて、イメージをシェアできる。私のいろいろな希望に合わせて地域の人を紹介してくれたり、地域案内をコーディネートしてくれる。
良い点…自然豊か、買い物エリアもある。地方都市までバスで1時間・1,000円。畑を借りられるところがあり、花材の採取もできる。染めの工房がある。市内が広いため四季折々の景色を楽しむことができる。若い移住者がいてその人たちを紹介してもらえる。
気になる点…仕事(産業)があまりない。道が細い箇所がある。断層があるためいざというときのことを想定する必要がある。盆地(暑い?)
◆T市…地方都市だが城下町のため、町全体の規模が大きく、道も整備されており夜でも車の運転が安全。地盤が厚く天災の心配が少ない。
担当者…移住者の少し年上の女性。今のところ一番フィーリングが合う担当者。移住に対するイメージや希望を一緒に考えてくれる。ご本人も移住者だったためか、共有できることも多く有難い。
良い点…自然豊かなエリアと町なエリアが分かれており、住みやすい印象。市街地から車30分で花材を収集できるエリアまで行ける。24時間の救急センターと大きな病院がある。市街地はS市よりも人が多く発展している印象。織物の文化があり、伝統工芸品としても復興しつつある。染物のスキルが活かせそう。
気になる点…城下町の気概なのか地元民に癖が強い人が多い気がする。地方都市までのアクセスは1時間・電車。実家までは3時間45分・5,000円とあまり良くない。
◆W町…地方都市。今回の3つの中では一番田舎。自然が美しい、川沿いに集落があり、その先に標高400m前後の山がある。4年間で400名もの移住者が来ている人気都市。
担当者…おそらく人が来すぎていることもあるからなのか。対応が若干おざなりであまり親身な対応ではなかった。情報提供はするが、住んでみた感想や寄りそった意見などはなかった。
良い点…地方都市2か所までそれぞれ30分と45分の好立地。駅があり、関西まで2.5時間。高速で2時間。病院は2か所ある。
気になる点…藍染をする先人がいない。住めるエリアは水害が多いところが、クマが出るエリアで単身者で住めそうな物件が少ない。
まずは3か所行ってみた。
実際に行ってみると、調べていたのではわからないことがたくさんあり、地域を知ると同時に、自分の中の移住に対するイメージがより明確になり、とても有意義な時間だった。
これらの訪問から、、、大切にしたい点がいくつか洗い出された。
・染織の文化や伝統もしくは実践している先人がいること大切
・実家まで片道3時間はさすがに遠く、日帰りは難しい
これら二つは譲れない条件になりそうだから、これからの訪問の時に気にしておきたいな…。