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「また行きたい!」 そう思わせてくれる場所だから…

(noteはつい、それなりの長文をしっかり書かなきゃ行けないと思ってしまいがちですが)今日はシンプルに書きたいと思ったことを書き残しておきたいと思います。

これは49人の子どもたちと、彼らを預かる先生方との心の交流のお話です。

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去る10月7日に「ユニバーサルデザインプロジェクト」という授業の一環で、2コマ90分お話しさせていただきました。それが冒頭にお話しした、自宅から片道2時間のとある小学校4年生 49人の子どもたち。

当日は自身の障害のこと、(だけど)障害は病名ではないこと、車椅子に乗っていてもみんなと同じように楽しいこともたくさんできること、(そして)それが当たり前になってほしいこと。

まだやっと10歳か、そこにも満たない子どもたち。彼らに分かるように、けれど決して子ども扱いしないような伝え方で語りかけていきました。

これは僕のこだわりだけれど、やっぱり昔、街を歩いているだけで「すごいね〜」とか「えらいね〜」とか、必要以上の子ども扱いをされて嫌な思いをたくさんしたから。

そうして、僕なりにできる限り彼らに寄り添ったおかげか、こちらの予想以上に彼らに伝えたかったことがしっかりと伝わったみたいで。

特に、

「このクラスに『障害者』って名前の人はいないよね?

僕にもできることできないことがあるように、みんなにも得意なことや苦手なことがある。みんなちがいを持った同じ人間なんだ!」

というような、核となる部分。


なぜそれが分かったのかといえば、子どもたちと担任の先生がこんなことをしてくれたから。

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冒頭の写真に続いて、こんなメッセージとともに、僕と(当日パラリンピック聖火ランナーで使用したトーチを持って同行してくれた)ヘルパーのほっしーに対して、それぞれ1人1人からメッセージが書かれていたから。

帰り際「また来てください!」と、担任の先生が厚さ3cmはあろうかという分厚いファイルを渡して下さった時には、本当に驚いた。


事実、今日は前日の授業に関連して子どもたちそれぞれが自ら考えた(ピクトグラム(※東京2020オリンピックの開会式でも話題になったよね!)を披露する学習発表会を観に来てほしい、とお誘いいただいた。

当日は泣く泣く都合がつかなかったけれど、その旨をお伝えしたところ、なんと本日、本番を明日に控えた直前リハーサルにお招きいただいた。

日頃、単発で授業の依頼を受けることはあっても、その年に同じ学年の子どもたちと2度3度関われる機会はなかなかないから凄く嬉しい。

だから今日は僕もその気持ちに応えたくて、電動車椅子と一緒に修理したばかりの手動車椅子も持参し、少しだけだけど自走している様子も見てもらった。子どもたちは突然の出来事に口をあんぐりしていました(笑)きっとイメージがつかなかったのかな。

でも、子どもたちと接する時にはこれが1番大事!

「前向きなサプライズで発想を広げる」


これからも、僕にしかできないアクションを続けていきます。

12月もまた会おうね^^


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これからも「僕にしかできないこと」を続けていきます。

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