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炊飯器開けようとしてゴミ箱開けてた

疲れていたみたいです。

ごはんが炊けたようなので、しゃもじ片手に炊飯器を開けようとしたら、その並びにあるゴミ箱のフタを開けていました。

フタを開けた瞬間、しゃもじを片手に、わたしはなにをやっているんだろう。。と思いました。

そう、ごはんを食べたかったのです。

でもゴミ箱のフタを開けて、しゃもじを片手に立ち尽くす。それもまあわるくないなあなんて思ったんですよ。

だからそのまましばらく自分自身を放置してみました。フタの開いたゴミ箱の前でしゃもじ片手に立ち尽くす私。このシュールな光景は一生出会えないんじゃないかと思ったんです。

だからせめてこの状態を十分に味わおうと、ずっと立ち尽くしてみました。

すると少しづつおかしみが湧いてきます。

こんなことたまにあるんですが、せっかくの人生なんですから自分のボケも楽しみたいと思います。

しかしこの状況をあとで妻に話したんですけど、おもしろさをちっともわかってもらえませんでした。

もっと笑ってもらえると思ったのになあ。。なんてがっくりしながら一人あのゴミ箱の前の自分を思い出しながらほくそ笑むのでした。

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