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2.チャンスが来た!!

1.自分が自分であるということ

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 自分ではない自分を自分と認識してしまっていた、という事実に気づいてしまった私は、

「顔も見たくない」という気持ちのまま当時のオットと一緒に旅行をすることになってしまった。
とはいえせっかく来たんだから楽しまないともったいない。予定は1週間。
久しぶりに姉ファミリーとも会えたし、日常とは違う場所で、川に行ったり海に行ったり毎日水に入って遊ぶという楽しい日々を過ごした。

私はその間、オットのことはフル無視をする、というなんとも傍若無人な振る舞いをして過ごしていた。


その旅行では、祖母の家に言った後、姉のNYの友人が暮らす町に行って、たくさんの人たちと合宿のような日々を過ごしていた。

トップ写真はその時に行った土佐の嶺北地方の棚田の風景。非常に美しかった。


美しい風景とはウラハラに、その間ずっと無視。
本当に何にも関わりたくなかった。

内向的で、人付き合いの下手な元オットは人がいっぱいいる場に行くとだいたいストレスがたまるようで、そういう環境に置かれると私を頼ってくる、というのがお決まりだった。

その旅行では、初めての人が大量にいる環境に放り込まれ、しかも私を頼れない。
そんな日々を送るのが嫌だったのか何なのかはわからないが、突如オットは初めて会う人たちとどんどん関わっていき、楽しそうに過ごし始めたのだ。

オット、変化し始める。


彼が依存体質なのか、私が依存させる気質なのかはわからないが、私はとても依存されている、と感じていた。
私がいなくなったら死ぬんちゃうか。
そんな風に思っていた。

だからそれまでも、離婚したい、と思ったことはあったものの、死ぬんちゃうかという思いは、離婚に踏み切れない大きな大きな要因として私に圧し掛かっていた。


変化を始めたオットは、大阪に戻ってからも変化を続けた。私に依存してこない。とても良い感じに変化している。


チャンス!!

ヘイ!離婚チャンスが来たぜ!!!


良い方に変化したからやっていけるかもという考えはみじんも浮かばず。
私には離婚のチャンスにしか見えなかった。

続く→ 3. 毒が!大量の毒が!!

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