村上 遼: Ryo Murakami

グリオーマ治療を中心として、アメリカで手術ロボット関連の研究を行うPh.D.学生。手術…

村上 遼: Ryo Murakami

グリオーマ治療を中心として、アメリカで手術ロボット関連の研究を行うPh.D.学生。手術ロボットを中心とした医療機器について技術面を詳しく分かりやすく書いてみようと思います。制御工学、光超音波・超音波イメージング、MRI対応ロボティクス等を扱っています。お気軽にご連絡ください。

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技術に踏み込んだ医療ロボット記事書いてみます。

はじめまして。村上遼と申します。 アメリカの大学で脳外科手術ロボット関連の研究を博士学生として行っています。 X廃の自分ですが、新しくブログという形で「ちょっとだけまとまった文章」を書いていきたいと思い、このnoteを始めました。 基本的なテーマは、 「技術面に3、4歩踏み込んだ医療ロボット、医療機器勉強会」 で考えてます。 自分自身が技術の要素が無いと続かなさそうなので、、、笑 叩き台として自分が気になった技術の分析や考えを発信して、そこから色々な人の考えを聞けるよう

    • da Vinci(第2回:目):技術多め医療ロボット紹介

      第2回目は、da Vinciシステムの「目」について見てみたいです。 (改めて自己紹介はこちらです) が、調べるうちにかなり基礎的な原理の部分に興味を持ってしまい、そちらの紹介をさせてください笑 とはいえ、ちゃんとda Vinciの「目」の話から入ります! da Vinciの「目」のまわり da Vinciの特徴の一つとして、術者が実際のロボットと少し離れた「操縦席」に座り、市販のVRゴーグルのようなものを両眼で見て操作する、というものがあります。 患者さんの体内

      • da Vinci(第1回:手):技術多め医療ロボット紹介

        開始宣言の勢いを失わないうちに始めていきたいと思います。 (念の為自己紹介はこちら) 最初は、現在「手術ロボット」の代表格であるIntuitive Surgical社のda Vinci Robotic Surgical Systemについてご紹介してみたいと思います。 これは少し分野が離れている方でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。 個人的には技術もさることながら先行者としての、販売、サポート、教育、研究のエコシステムが確立されている点が今の強さを支えていると感じ

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