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ドラえもんから学ぶ、選択の基準と価値観

「障害があったらのりこえればいい!」
「きみはかんちがいしてるんだ。道をえらぶということは、必ずしも歩きやすい安全な道をえらぶってことじゃないんだぞ。」
 (引用:てんとう虫コミックス 42巻『右か左か人生コース』)

 という言葉をご存知ですか?


国民的キャラクター、ドラえもんの未来的思考を学ぶ

これは、国民的大人気キャラクターである”ドラえもん”の言葉です。

とても奥の深いこの言葉を思い出したのでご紹介します。


『右か左か人生コース』という道具の話。

お馴染みの展開からはじまり、ある意味天才的な発想で今回もドラえもんに未来の道具を頼むのび太くん。

 

この話で登場した道具は”コースチェッカー”

右と左のコースを選んだ少し先の未来をあらかじめ知ることが出来る、という便利な道具です。

 

のび太くんは障害を回避しながら進んでいる途中で、右のコースにも左のコースにも障害があることを知りました。

ここで進むことを諦めてしまったのび太くんに対して、ドラえもんが言い放った言葉が冒頭の言葉です。


「進める道」を増やすためにどう選択するか

”コースチェッカー”のような便利な道具があり、あらかじめ未来がどうなるかがわかっていたら、障害を避けたいと思うかもしれません。

しかし、現実は自分が選んで進んだ先に障害があるかどうかは進んでみなければわかりません。

 

もしかしたら、避ければ避けるほど、のび太くんのように「進める道」がどんどんなくなってしまうかもしれません。


障害に飛び込む勇気が切り開いていく選択肢

経営を学び始め、実践していく中で私が考えるようになったのは、障害があるとわかっているときほどその障害や困難に飛び込んでいく勇気も必要だということです。

 

今、目の前にある障害をいち早く乗りこえるために努力していくと、

最初は障害だったものが後には障害でなくなり、そこから先はさらに選択肢がどんどん広がっていきます。

 

何かを選択しなければならない状況にいる方、人生の岐路に立っている方は

目の前の”楽”ではなく、その選択肢が広がった先にどんな”楽しい”将来があるかを視野に入れて選択してみてはいかがでしょうか。

 

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宮田亮(りょうちん)

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