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イベントの延期を決意した裏側〜失われた再会の場所〜

3/22に開催を予定していた"Reunion"というイベントの延期を決意した。

結論から言えばコロナウィルスの影響だ。

一言でいうなら、
ぎゃーーーーーー!!
て感じだ。

ここからは延期をするという決意と覚悟、そしてメンタルバキバキになる様を綴りたいと思う。
大前提自分個人のネガティブな気持ちは書くが、誰かをディスりたいものではない。
と理解いただきたい。

Reunionというイベント

以前も綴ったがこのイベントは僕にとってかなり色々な思いを詰めたイベントだ。

僕の好きなHIPHOPのエレメンツを詰め込んだ、HIPHOPとしての原点回帰。
ある意味シーンへのアンチテーゼとも取れる形式だと思う。

ライブとダンスとDJとライブペイントと
全てゲストで呼ぶのだ。大きいフェスとかだと今でもあるものだと思うけど、

正直個人がやってて200人キャパのイベントで、関西でここまで各エレメンツのクオリティが高いイベントはReunion,タナウナを除くとあまりないと思う。
(あるなら普通に遊びに行きたいので教えてほしい)

そして今回は僕の誕生月の開催という事で、

僕のダンスを本気で始めるキッカケのチーム。
ラップを本気で好きになるキッカケになったアーティスト。
そして先輩後輩関係なく普段から仲良い、信頼できるアーティストを呼ばせてもらった。

手伝ったものや関東での物も含めると、色んなイベントの開催に関わってきた。
その中でも自分にとって本当に雷のような衝撃をくれたアーティストばかり。

やばい、夢のようなイベントができる!大阪の歴史変わる!(?)
フライヤーを見た時には絶対に成功させる!
と泣きそうになったのも覚えている。

そこに今回のコロナウィルスの襲来である。


バキバキに折れるメンタル

僕個人の今回のコロナウィルスに対しての見解は、無茶苦茶でかい規模のハコやアーティストなら影響力も考えて仕方ない、
けど僕みたいな無名の男のイベントはドンドンやりたいなと思ってました。

行くイベントがなくなって生きがいをなくす人達、出演予定のイベントがなくなり意気消沈するアーティストの気持ちが無茶苦茶わかるからです。
コロナの予防を最大限にして、自己責任で参加したい!て人らで楽しめる場所を作りたいなと。

そこに向けて、人が減る中、自分もリスクを背負う中、どうしたら最大限皆が楽しめる場を作りたいと思いました。

Twitterで某ダンサーが今の状況で小さいイベントを開催しようとしてる人達は浅はかじゃない?
みたいな投稿見たが、どの目線で言うてんの?とイラつきながらも

当日の皆の笑顔が作れるなら、俺の名前やイベントの名前が落ちるなんて後から考えたらいい。叩くなら叩け、かかってこい!と

しかし気づけば二週間くらいの葛藤の結果延期の決断を取ることにした。

僕の心情でいうとシン・ゴジラに馴染みある街蒲田を破壊しつくされていく感覚に近かった

こいつは可愛かったけど...

延期を決めた理由

そこまでイケイケで考えてた中で延期にした理由は

出演者、お客さんが集まれない

ここにつきます。

赤裸々に語るなら赤字がむちゃ出る!
も要因の一つですが、金儲けでイベントやってないしイベントで赤を多少被るのは自分の信念を貫けて、皆心に刻まれる何かを届けれるなら多少はいいんですよ。

もちろんずっと赤字!はしんどくなるけど
ビジネス的に考えても、他でプラス出したら巻き返せるので、次回に活かしたらいいわけです。

しかし一番は

"再会の場所"という名前のイベントで再会できない。
来れないのを悔やんでも来れない人がいる。

これに尽きました。

同窓会行って、自分の仲良かった子、お目当ての人が誰もいない。
とか無茶苦茶最悪じゃないですか?

楽しみにしてたのに同窓会当日体調不良で行けなかった。とか最悪じゃないですか?

そんな人が今回多く出てしまった。

幹事(オーガナイザー)としては、なら別日で皆がちゃんと集まれる時にやりましょう!ねぇ先生?

というのが僕の中で最善と判断しました。ねぇ先生?

(余談ですが僕は学校の同窓会には行った事ない)

ちなみに開催を決断してるイベントに関しても、前のノートで書いたように無茶苦茶覚悟がいることなので、
現在では開催して盛り上げてるイベントのオーガナイザー、参加者にはリスペクトを送りたい。

そして僕の仲間のISSEI、KOPERUがやってるイベント「タナカラウナギ」も開催にあたり僕も参加してきました。
最高でしたね。このイベントについてはまた!

今後について

Reunionについてですが、書いてある通り延期という形になりました。

日程はまだ調整中なので発表をお待ちいただきたいのですが、全く同じ出演メンバーで同じ時間を過ごす!
ていうのはReunionほど出演者が多いイベントでは絶対的に難しい。

身近でいうと僕の後輩が6月で大阪から地元に帰るのである。
この子達の出演はほぼ不可能であろう。これだけでも僕は悔しい思いを拭うことができない。

というか愚痴をこぼすとReunionは直近の開催を二回も延期してるのだ。

昨年10月は台風で、3月はコロナで、僕の心は二回折られている。

ハンターハンターでカイトが操られてるのを治そう!と思ってたのに実はもう死んでるってわかった時のゴンくらい心は折れてるわけです。

もうイベント開催しんどいなー...
と思ったのも事実。

しかし、僕は演者やお客さんに恵まれている。

絶対にショックを受けたり、演者に関しては収入も落ちる人もいるわけなのにも関わらず、快く延期の旨を受け止めてくれ
次回の開催を皆が期待してくれている。

なので、絶対に開催します。なるべく今回関わってくれたアーティストに声をかけて。
延期という形で、なるべくこの日集まれるはずであった人達と、必ずやる。

皆が音楽で笑顔になれる場所を
HIPHOPで救われる場所を
人生の何かのきっかけになる場所を

絶対に作る。

なので、これを見てくれてる方々には絶対次のReunionには足を運んでほしい。

今回僕が思う最高のアーティストだけをそろえました。
次回も最高のアーティスト達を集めます。
そこにあるのは皆が楽しめる遊び場。

何度中止になっても、僕らの遊び場は絶対に僕らの手で作る。
皆にお願いしたいのは、その時音楽やその場にいる人たちとの出会いに身を委ねて楽しい一日にしてほしい。
一人一人が楽しい一日にしてくれることで、皆にとって、僕にとっても良い日になる。

ウィルスに音楽や、エンターテイメントは負けない!
絶対リベンジして楽しい日作るのでよろしくお願いします。


マグマりょうめん a.k.a 最近文章真面目すぎおじさん



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