危なそうな世界への憧れと、その先の優しい世界〜HIPHOPとの出会

皆さんにとってHIPHOPとはなんでしょう?

かっこいい!
悪そう!
ヤンキー文化!
音楽のジャンル!
習いごと!
フリースタイルダンジョン!

とかですかね?

僕にとっては前も話しました。救い。
もっと言うと

自分らしくあれる居場所、ツール

です。

HIPHOPとの出会い

そんなマグマ少年にとってのHIPHOPの入り口はDAPUMP!当時4人だったんですがそれを見て

かっけぇーー!!こんな感じになったら可愛い子から絶対モテるじゃん!!

ダンス上手くなったら...

こんなんしたい!!

こんな感じでした。
いや、ダンス自体がかっこよくてやり始めたのは間違いないです。

でもね?小さい頃から習い事として行ってたわけではなく、高校生以降からいきなりダンスやろう!て人で

もてたい!て思わない人なんていないんですよ!

いたら鳥貴族で2時間説教します!嘘です

話が逸れましたが、当時のDAPUMPメンバーの方々については書き出すと7億文字くらいの愛を綴れるので割愛して

特に何も興味を持たず普通に生きてきたポッチャリ男子が人生の核を見つけた瞬間(モテるかも!て思った瞬間)

今までない位のわくわくですよ!

そしてそんな中、マグマ少年はダンスイベントという存在を知るわけです。

当時の少年からすると

え!DA PUMPのバックダンサーの◯◯さん見れるの?!
え!◯◯先生も踊るの!凄い!!行っていいのゴロリ?!

まるで、
初めてディズニーランドに友達だけで行くような
放課後に初めて買い食いするような
レンタルビデオ屋(この言い方が古い)アダルトコーナーに初めて足を踏み入れるような

そんな期待溢れるわくわく感(さん)

そんな世界に当時先輩からもらった、今思うとダサい当時少年にとっての一張羅であるストリートファッションにニューエラを被りいざ出陣!

すげー!皆ダンサーぽい!

ダンサーぽいというかダンスイベントなので事実ダンサーばかり。

しかーし当時のダンサーぽいといえば皆半袖でもロンTか!てくらいのオーバーサイズに、ドカタの方もビックリな太いズボンを腰パンしながら履いてるわけですよ。

そんな人達が大勢で乾杯したり
可愛い女の子抱き抱えたり(俺もしたい)
なんか歌ってたり踊ったり

怖っ!!!

憧れてた世界なものの、中々その輪に入れないマグマ少年

しかーし!そんな中、当時レッスンで会ったことがあり、ショーで出てた男の子が声かけてきて、踊ろうぜ!と
俗に言うサークルでのセッションみたいのをしだすわけですよ。

ソロの踊り方なんかわからず適当にレッスンでやったことあったり、映像で見たことある動きを真似しまくるマグマ少年。

そんなことをしてたら声をかけてくれた人達がいるわけですよ。

むっちゃかっこいいね!ダンサーなの?

ここで声をかけてくれた人がいたわけです!
そして仲良くなり杯を交わし色々喋っていたのですが、
むっちゃダンスと音楽好きな熱い話をしてくれるいい人でした!

当時、こう言う場で声かけてくる人のイメージが

・俺は昔10対1でも相手をボコボコにしてやったよ...
・にいちゃんいいネタあるよ?
・カレーパン買ってこいよ?
・ハードラックとダンスっちまうんだ。
・テキーラもってこい!!

みたいな事ばっか話してると思いました。
テキーラは間違いじゃなかったけど

少年はダンス!という武器を持ちイベントで出会える先にある人達との交流の楽しさを覚えるのです!

それからチームを組んで人前で踊ったり、人の繋がりを広げていく事を覚えました。
もちろん誰でも彼でも仲良くなったわけではないけど、10年以上経った今でもこいつは信頼できる!
という仲間との出会いもありました。

HIPHOPという世界は僕にとっての居場所であり、大事な人らとの繋がりを作ってくれたツール、キッカケになりました。

それまで何もなかった人生に光をくれたのがHIPHOP。
今周りの仲間たちと出会えたのもHIPHOP。
自分が師と崇めれる人と出会えたのもHIPHOPです。

そんなHIPHOPのカルチャーとしての魅力はまた別の機会に綴りますが、
この世界、仲間に出会えたというだけでも人生に礼を言いたくなる。

このHIPHOPというものに対しては僕の片思いかもしれませんが、死ぬまで切っても切れない関係になるでしょう。

そしてそこで出会った大切な人達とは切っても切れない関係でありたい。


切っても切れない...?


トランプか!!

お後がよろしいようで(なんにもよろしくない)

マグマりょうめん a.k.a マグマ少年


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