日記・『はじめての』刊行が楽しみ

 YOASOBIのスタッフさんに引用リツイートいただきました。ありがとうございます。



 紹介したのは僕がとても好きな3冊なので、僕の紹介で誰かの手にその本たちが届いたら嬉しいなと思います。

 本を読むって思っているよりエネルギーが必要だと僕は思います。本を開いてページをめくると、いままでの読書体験を試されているような気持ちになる時があります。

 僕自身、子どもの頃は読書が苦手で、読書感想文が一番嫌いな夏休みの宿題でした。なにがあっても本を読みたくない子どもでした。

 そんな子どもが大きくなって本を読んだりこうやって文章を書くのが好きになるのも不思議な話ですが、でもやっぱりそのためには好きな本との出会いがありました。



 ありがたいことに、ちょうど読書欲が湧いてきた頃と小学館のガガガ文庫の創刊が重なって、ガガガ文庫から毎月発刊されるライトノベルをほとんど読んでいました。知らぬ間に創刊から15年が経ったんですね。

 いま思えばそうやって文章をたくさん読む機会を作れたのが読書を好きになるための基盤になった気がします。

 今回の『はじめての』も、そんな風に誰かの読書を後押しするような作品になるだろうと僕は思います。

 この世には一生かかっても読みきれないほどの本があって、一冊一冊の本との出会いの中である種運命のようなものを感じる時があります。

 昔の僕みたいな読書嫌いの人にこそ『はじめての』を読んでほしいなと思います。2月の刊行が楽しみです。




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