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2023-2024シーズン終了。

29歳、プロラガーマン。
社会人になってから7シーズン目が終了しました。
毎回、シーズン終わりの気持ちは、「無事に終わった。」
こんな気持ちになります。

今シーズン、我々日本製鉄釜石シーウェイブスはレギュラーシーズン6位。
入れ替え戦に回りましたが、勝利しディビジョン2残留。
このような結果でシーズンを終えました。

一言で言うと、悔しい。とにかく悔しい。
そんなシーズンでした。
悔しさには、チームが勝てない悔しさもありますが、自分がもっとチームに勝利をもたらすことができたのではないかという悔しさもあります。

毎回、シーズン目標を決めてシーズンをスタートさせますが、
今シーズンの僕の目標は、昨シーズンよりもグランドに1秒でも長く立ちチームに貢献する。でした。
振り返ると、怪我をして離脱してしまったり、実力不足で試合に出られなかったり。目標が達成できたとは言えませんが、チームに貢献することは常に頭の中に入れグランドに立ちました。

チームに貢献することの中にはいろんなものがあると思います。
試合に出ていい結果を残し、直接的に勝利に貢献すること。
試合に出れなくても、練習で気持ちをぶつけ表現すること。
いろんな貢献があると思いますが、僕は常に重きを置いていることは、

どんな状況に置かれても、基準を落とさず練習に取り組むこと。
試合に出られない時、悔しさはあるがチームマンとして自分にできることに徹すること。

これを僕なりに今シーズンも表現しました。
完璧にできていたかといえば甘い部分もあったと思いますが、自分に負けず気持ち思って取り組むことはできたかなと思います。


今シーズン、結果は思うように出ませんでしたが、
強く感じたことが2つあります。

1つ目は
このチームのファンは最高だと言うこと。』

結果がなかなか出ない試合が続きとても情けないと思う時が多々ありましたが、そんな中でも毎試合変わらず、釜石の服を着て大漁旗を振って鼓舞してくださるファンの姿がホームアウェイ関係なくありました。
その姿を見ると、絶対に勝って喜ぶ姿を見せたいと毎回心に強く思っていました。
我々ラグビー選手はファンの方に勇気や元気を与えなければいけない存在なのに、熱い声援にこちらが勇気をもらいます。
釜石のファンは特別と言われていますが、本当に心から思います。
釜石のファンの方々は最高です。
ただ、勝利をなかなか届けられず本当に申し訳ありません。
もっと努力し続けますので、これからも熱い声援を送り続けていただけると嬉しいです。

2つ目は
『練習での全てで試合が決まると言うこと。』

このことを本当に強く思ったシーズンでした。
当たり前のことだと思いますが、これを意識できていないで練習していることの方が多いと思います。
日々の練習の繰り返しをなんとなくで過ごしてしまう。なんとなくで練習する。
なかなか難しいことですが、毎日を全力でスイッチを入れること。
これがどんなに難しくどんなに重要であるかを痛感しました。
練習の雰囲気や練習での取り組み。これが試合で勝てるかの全てだと思います。
そして毎日、少しづつでも成長させていく。
これがどんなに大切で、ラグビー外の人生でも大事なことだよなと気付かされました。
これを自分だけでなく周りも巻き込んで士気を上げていく。
これがチームスポーツには絶対に必要です。
来シーズンこの気持ちを忘れず取り組んでいきます。



少し気持ちが早いですが、来シーズンの目標はすでに決まっています。笑
それは、、、

「一日一日をラグビー人生の終わりかのように全力で過ごす」

ちょっとスケールがでかいかもしれませんが、こんくらいでかい目標でもいいですよね。笑


来シーズンも、目標に向かって頑張ります!
そして、ファンの皆様にたくさんの勝利をお届けできるようなシーズンにします!

今シーズンも応援、サポートありがとうございました。
来シーズンもよろしくお願いします!




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