【ラジオDJへの道】第31歩:エピソードトークVol.23「今週のよもやま話」&三浦半島日帰り旅行記
第23回、日曜のこの時間に更新です💦
今回は「よもやま話」ということで、今週あったことや昨日朝から出かけていた話をいくつかしていたんですけど、昨晩疲れ切っている中で収録したところ、時間が14分くらいに膨らんでしまいまして。こりゃこの眠い中でこれを10分に編集するのは無理だと観念して、翌朝起きてからしようと思い今になった、ということです。
ということでせっかくなので、泣く泣くカットしたエピソード(昨日出かけた話)をここに書いておこうかなと。あと写真も。
昨日は朝5時の電車に乗って、品川乗り換えで京急線にて終点の三崎口へ。そして7時スタートで駅前のカーシェアを利用しました。
最近カーシェアを利用する機会も増えてきて、二つサービスに加入してるんですけど、ほんと便利ですね。手間がかからないという誰もが享受するメリットだけじゃなくて、僕の旅のスタイルにマッチするというのがありまして。①24時間使える ②スポット利用が出来る の2つですね。
まず24時間使えるというメリットは何かというと、僕は朝の始発くらいの時間から始動することが多いものの、大体レンタカーって朝8時とか9時からしかやっていないじゃないですか。なので開店までの朝の時間がロスしてしまうんですよ。今回であれば朝7時には三崎口に到着してるんで、もしレンタカーショップの開店が9時だとすると2時間のロスですね。まあ三崎口にはレンタカーショップがそもそも無かったんですが・・・。
その点カーシェアだと24時間いつでも使えるということで、この日も7時に駅についてすぐ、近くの駐車場に停まっている車にカードキーをかざしてすぐ車に乗り込めたということですね。
で、もう一つのスポット利用ですが、僕の場合史跡や寺院を巡ることも多く、最寄り駅から車で15~30分くらいの距離の移動をする必要が出るわけですけど、そうなるとタクシーやバス、時間に余裕があれば徒歩という手段を選びがちなんですよね。
というのも僕が車を使いたいのはそこに行くためだけなんで、1時間から2時間、場所によっては30分あれば事足りるわけです。でもレンタカーは6時間がミニマムになるんで、その分の費用だったり借りる手間を考えるとレンタカーが使いづらい。
その点カーシェアは15分単位で利用できるわけなんで、駅に降り立って1時間利用し、そこから電車で次の駅に向かってまた1時間利用といったプランも選択できるようになるので、かなり旅のプランニングの幅が広がるんですよね。ほんと有り難い。
もちろんデメリットとしては乗り捨てが出来ないということもありますが、カーシェア、レンタカー、公共交通機関と選択肢の中からのプランニング、より楽しくなりそうです。
さてこうしてカーシェアにてスタートした三浦半島巡りですが、まず向かったのは三崎城跡と海南神社でした。
写真の通りあいにくの雨模様だったわけですが、三崎城跡は石碑のみで、周辺には三浦市役所が建てられてます。
海南神社はこの地方の総鎮守ということで古くから信奉されている神社で、やはり土地柄か大漁祈願だったりが多そうな印象。大きい神社ではないですが、凛とした雰囲気の良い神社でした。
続いては、三浦半島の先端に位置する城ケ島へ。城ケ島には二つの灯台が設置されているほか、多くの釣りスポットやバーベキュースポットがあり、神奈川県民の憩いスポットとしても知られていますね。ミシュランガイドの二つ星にも選ばれている観光スポットです。
僕は初めての訪問でしたが、ここで初日の出を見る人も多いみたいです。
島内の城ケ崎灯台と安房埼灯台の二つはハイキングコースで結ばれていて、「ペア灯台」として売り出しているようで、そのハイキングコースを赤い糸に見立てたイラストも貼られてました。
そのハイキングコースは磯に降りられるようになっていて、多くの釣り人が朝から磯釣りを楽しんでいましたね。久々に釣りをしたいな~なんて思ったり。
ハイキングコースのちょうど半分くらいのところにあるのが、馬の背洞門で、上からも下からも見られるのが面白くて。あんな細くなっている岩を上から歩こうとはさすがに思えませんでしたが、こうして注意書きをしないと事故が起こるんだろうなあ。
この辺りはウミウやクロサギが到来することでも知られていて、「城ヶ島のウミウ・ヒメウ及びクロサギの生息地」として神奈川県の天然記念物に指定されているようです。この日もたくさんの鳥が元気に飛び回っていました。
ちなみにこの遊歩道をウォーキングで往復しながらスマートフォンでオンラインmtgに出席してたんですが、電波が不安定で途切れ途切れだったのが反省点です。その点、ご注意を。
城ケ島を後にして、マグロの漁獲量で日本二位を誇る三崎漁港にて朝9時からやっている「まぐろ食堂七兵衛丸」にて"三崎のマグロ"を楽しみます。ボリュームがすごい!朝食なのに!
そして三崎の最後は京急油壺マリンパークへ。つい先日、今年の9月末での閉館が発表されたばかり。その一報を聞いて久々に訪れたいと考え、今回の日帰り旅が実現したのでした。
同じ神奈川県にある新江ノ島水族館だったり、しながわ水族館、大阪の海遊館や沖縄の美ら海水族館ほど規模が大きいわけじゃないものの、展示方法も工夫されているし、僕が好きなメガマウスの展示コーナーもあるし、ペンギンやカワウソ、アシカやイルカといった人気生物も居るしで、良い水族館なんですけどね。さすがに建物の老朽化や来場者数の減少には抗えないということでしょうか。残念ではありますが、こうして閉館前に見に来られてよかったです。
というわけで三崎を満喫した後は、車を返して京急線で浦賀へと向かいます。
浦賀といえばペリーが来航した地として知られているわけで、つまり近代日本の夜明けの場所とも言えるかもしれないですね。(正確には浦賀ではなく久里浜が上陸地)
そんな浦賀は江戸時代から奉行所が設置されていて、明治時代以降は浦賀ドックと呼ばれる造船所で、数多くの船が造られました。20003年に閉鎖後は通常見学ができないのが残念ですが、ここでは戦後も青函連絡船といった日本人に馴染みのある多くの船舶が造られたとのこと。レンガ造りのドライドック、遠巻きには全くその姿を確認することができません・・・。
浦賀には有名な神社がありまして、それが叶神社。浦賀の港を挟んで東西にあり、西叶神社と東叶神社の二つがあります。西叶神社は見事な彫刻が目玉で、それに比べると東叶神社は質素なつくりですが、裏手の山には浦賀城跡になっていたり、あの勝海舟が断食をしたという井戸が残されてたりと見所たくさん。この西と東の叶神社を両方お参りすると「願いが叶う」というご利益があるようです。楽しみ。
そんな東西の神社を参拝するのに利用できるのが、浦賀の渡しです。
普通、観光船とかだと接岸の際にスタッフが居て、船側のロープを手繰り寄せて接岸させたりしますけど、この渡り船は完全にワンマン操業。船の船首を接岸スペースに近づけて、あとは乗客がひょいと飛び越える感じ。この緩さがほんとに普段使いなんだなあと思わせてくれます。
なお料金は大人200円で、12~13時の昼休憩以外は朝から夕方までずっと操業してます。対岸まではだいたい3分くらい。船からは遠めに浦賀ドックも眺められますよ。
こうして両方の叶神社を参拝した後は、バスに30分ほど揺られて、観音崎へと向かいます。観音崎は美術館や自然博物館のほか、海水浴場や灯台、戦前の戦争遺跡があったりと、見所の多いスポットですが、最初に向かったのはこちらでした。
このレストランは、自然博物館に併設されているお店で、横浜で人気のフレンチレストランである「エリゼ光」の姉妹店。外観からはそんな雰囲気は全く伝わってきませんけどね・・・。でも店内はオシャレな雰囲気で、窓からは観音崎の海岸の景色が綺麗に見られていい感じ。そんなお店で食べたのがこちら。
名物の”やかんブイヤベース”と”元祖生プリン”の二つ。ブイヤベースは魚介のものだけじゃなくてポークのブイヤベースもあって、甲殻類アレルギーの身には嬉しい限り。そして元祖生プリンはエリゼ光の看板メニューですが、これが美味しすぎました。いやあ、満足のランチとなりました。
その後は日本初の本格的な洋式灯台として1849年に建築され、かつ参観灯台(内部に入れて登れる灯台)でもある観音埼灯台に登ったり、旧陸軍の砲台跡を見学したりと観音崎を楽しみました。
なお日本に16箇所ある参観灯台の訪問はこれで7箇所目で、残りは9箇所となりました。まだまだ先は長い。
その後は観音崎のバス停からバスに揺られて横須賀中央駅まで向かいます。初めて訪れた横須賀の町ですが、かなり都会。さすが人口約40万人都市ですね~。そんな街並みを眺めつつ、三笠公園へと向かいます。
三笠公園は、日本の都市公園100選にも選ばれている公園で、何といっても目玉は「記念艦三笠」でしょう。公園の入り口では、連合艦隊の総司令官を務めていた”アドミラル・トーゴー”こと東郷平八郎の銅像があります。
三笠はというと、ご存知の通り明治時代の日露戦争時、日本海軍の連合艦隊の旗艦として運用され、世界の歴史を変えたともいわれる「日本海海戦」で勝利した船として、世界中の海軍から知られている船でしょう。1905年のその勝利の同年に、港に停泊中の事故で一度沈没しているものの、その後引き上げられて修理されて復帰し、世界中を転戦して廃艦後は大正15年にここ横須賀で記念艦として展示されたのでした。
戦後は荒廃し、多くの盗難に遭ったほか、キャバレーや水族館が艦内に作られたりと色々なことを経て、国内外からの保存活動の活発化があってようやく現在のような形での管理に落ち着くという、なかなか数奇な運命を辿った三笠。今では「世界三大記念艦」として、横須賀市民に愛されています。
艦内には現役時代のまま残る場所もありますが、色々なところが整備されていて、また至る所に最新技術を使った展示があります。中でも個人的にはまったのが「VR」のコーナー。日本海海戦を体験できるこのVRが良く出来ていて、正直かなり興奮しました。良い出来だと思います。オススメです。
三笠公園を後にして、スカジャン発祥の地でもあるアメリカンストリート「どぶ板通り」を散策しつつ、ご当地バーガーである横須賀ネイビーバーガーの老舗店「Honey Bee」でどでかいハンバーガーに舌鼓。バンズはカリっと焦げ目がついていて香ばしく、つなぎ無しで100%ビーフのミートパティが食べ応え十分。かなり大きなサイズですが、最後まで美味しく食べられますね。いやあ、美味しい。
そして店内はこれでもかという感じのアメリカンな内装で、沖縄県民としてはなぜかテンションが上がりました。横須賀や佐世保、そして沖縄の基地周辺というのはやはり雰囲気が共通していますね。
残念だったのが、つい先日から横須賀市も”まん防”の対象となってしまい、どのお店でもお酒が飲めなかったことですね。ハンバーガーと一緒にビール飲みたかった・・・。なので色々な場所でノンアルコールビールばかり飲んでました。
ちなみに横須賀のご当地ビールである横須賀ビールにも立ち寄ったのですが、テイクアウトのみで、かつ瓶ビールは栓抜きのレンタルも不可ということだったんで、1L缶をお土産に購入して自宅で飲んだのでした。
横須賀には実は飲み屋街もあり、そこも行きたい場所の一つだったんですが、前述のようにまん防で休業に入ってしまってまして。あとはやはりカレーも捨てがたいので、またふらっと横須賀グルメ旅に来たいなあと思います。その際は、三笠公園から船が出ている無人島「猿島」でバーベキューや戦争遺跡巡りとセットで楽しみたいところ。そんなことを思った三浦半島日帰り旅でした。
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