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『僕が僕じゃないみたいだ』がぶっ刺さる曲だという話

はじめに

SixTONESの4thシングル『僕が僕じゃないみたいだ』が2月17日に発売されました。

デビューしてから今まで、日本のアイドルがあまり手を出さないジャンルにまで積極的に挑戦してきたSixTONESですが、ここにきてなんと、王道キラキラアイドルソングをぶちかましてきたー!

2ndシングル『NAVIGATOR』のクールさに惹かれて沼落ちした身としては、初めに映画の予告動画でこの曲を聴いた時、「まあ恋愛映画の主題歌だしこうなるのもしょうがないか...今回の曲は邦ロック好きの私には微妙だな...。」なんて思ってました。

だがしかし!

ラジオでの音源解禁、YouTubeでのMV解禁などが重なるうちに、段々とこの曲を好きになっている自分がいる!!

なぜだ、なぜだーーー!

というわけで、今回は『僕が僕じゃないみたいだ』が見事に刺さってしまった新参オタクの戯言をお送りしたいと思います。

今までのオリジナル曲とのギャップ

大体にして、この曲、今までのSixTONESとのギャップがすごすぎるんですよ。

今までのSixTONESのオリジナル曲を聴いて、誰がこんな楽曲を発表する日が来ると思いましたか!?

1st,2nd,3rdと様々な“ロック”で攻めてきていた彼らが、ラブコメ主題歌とは言えどもこんなにピュアで甘酸っぱい曲を披露するなんて...!

まあ厳密にいうと、これもまた違う種類のロックなんじゃないかなとも思うのですが...その辺のことはあとで話します。

この楽曲って、ある意味SixTONES史上一番の挑戦曲なんじゃないかなと思っていて。

アー写もここにきてやっと白だし。

曲調も歌詞も、今までとはまた一味違う感じで。

ストはすでに多くの楽曲を発表していますが、そのなかでも新ジャンルを開拓したのではないかなと感じるんです。

最近の彼らの曲って、一概にラブソングといっても、『Telephone』、『Love u...』、『so Addicted』、『Mad Love』とかのクール&セクシーを体現したようなものが多いんですよね。

代表してTelephoneをどうぞ。

「call me girl...」とか囁いちゃったりね・・・!大体にして腰振りすぎでしょ!笑

この動画を見て、「うおー、セクシー!パフォーマンスがエロい~!」と思われた方、話は脱線しますがこちらも一応置いておきます。

全く同じ曲です。彼らは本来こういう集団です。(笑)

そんなことはおいといて、基本的にオラオラ系のパフォーマンスをする彼らが、ピュアな男心をうたったラブソングなんて・・・!

というギャップにやられてしまいました。

スタンドマイクでの歌唱・ダンスなし

わたくし、この曲では絶対ダンスが入っていると思ってたんですよ。

わりとどのグループも王道アイドルソングって踊ってない?っていう勝手な偏見からなんですけどね。(笑)

1月にあった配信ライブでスタンドマイクだということを知り心底驚くとともに、さらにこの曲が好きになりました。

ダンスなしの一番のメリットって、やっぱり100パーセント歌唱に集中できることだと思っていて。

ダンスをなくすことによって、今まで以上に魂のこもったパフォーマンスになっているなと思ったわけです。

ロックバンドのボーカルの方って、踊ったりすることはほとんどないけど、全身全霊で歌に力を込めるから刺さるし、アツくなれるわけです。その姿がこの曲を歌うSixTONESと重なり、邦ロック好きの私の心に火をつけたんだと思います。

ベースの力強さと間奏のギターソロ

そしてこの曲、とてもキラキラした曲調なのにサウンドが軽くない

ベースの音をよくよく聴いてみると、結構力強くてエネルギッシュなんですよね。

曲全体でのこのガシガシ鳴るベースの音がキーポイントで、土台がしっかりしているからこそポップスをただのポップスで完結させるのではなく、少し重めのサウンドにすることで一つ一つの言葉にも重みを持たせているところが素敵だと思います。

そして間奏の爽やかかつアツいギターソロ!!
これがあるのと無いのでは一曲を通した雰囲気が間違いなく変わってくるのではないでしょうか。

「ライアー×ライアー」の予告編で解禁された時は、まさかここでギターソロが入ってくるとは思いもしませんでした。

また、ポップなサウンドの楽曲にしてはドラムの音も比較的はっきりと聴こえるような感じもします。

「僕が僕じゃないみたいだ」がポップスにもロックにも聴こえる大きな要素が、バンド形態ではおなじみのこの3つの楽器によるものであると感じます。

おわりに

ただ単純に自分がポップス寄りの邦ロックを主に好んで聴いているのでそのせいかもしれませんが…!

『僕が僕じゃないみたいだ』はたとえ他界隈にいた人間が聴いても刺さるよ!という話をしたくてずるずるとここまでこの曲について語ってきました〜笑

とにかくどのジャンルが好きな人にも刺さる曲だと思うのでカップリングも含めて是非聴いてみてください。

というわけで、ここまで長々と付き合っていただきありがとうございました!

カップリングも含めた感想もまた日を改めて投稿します。





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