【#4】 4と5月に読んだ旅の本
4月から新生活がスタートし、新しい環境に慣れないまま本を読む機会が減ってしまいました。心に余裕がないと本を読むことが出来ないものですね…。
そのため、毎月更新していた旅の本をまとめることができず4月と5月を合わせて3冊紹介していきます。
それでは早速。
SF作家の地球旅行記 / 柞刈 湯葉 著
SF作家の思考や視点を覗き見できる?
SF作家×旅エッセイ。
カナダやモンゴル、ウラジオストックなどの海外旅行から筑波山、能登半島、沖縄などの国内旅行などそれぞれ。どんな視点で、どんなことを思うのか。作家目線の旅を味わうことができる1冊です。 巻末には架空旅行記として、「月面編」「日本領南樺太編」が収録されており、SF小説のような形で一風変わった旅行記を楽しむことが出来ます。
誰かの視点で読める旅の記録は、自分とは異なった考え方を持っているので新しい発見を見つけられます!
女二人のニューギニア / 有吉 佐和子 著
文化人類学者の友人である畑中さんに誘われてニューギニアの奥地へ赴いた秘境の滞在記。セスナを降り3日間の登山を乗り越えた先にあったヨリアピ。文明に侵食されていないシシミン族が暮らす地では驚きの連続。
1968年の旅の記録であるものの旅の情景がイメージしやすく色褪せない。
その壮絶な旅と肝っ玉の据わった畑中さんとのやりとりがテンポ良くとても面白かったです。 今のニューギニアやその他の国々でも文明に侵食されていない場所はまだ残されているのかなと考えてしまいました。
自分ではとても行けそうにありません。
すばらしい暗闇世界 / 椎名 誠 著
「恐怖」と「興味」は紙一重なのかもしれない。
真っ暗闇や屋根裏部屋、ダイビング、無人島。わからないことや知らないことは恐怖でありながらも挑戦したみたくなるもの。つい近づいてしまうことも。ナショナルジオグラフィックを片手に地球の不思議をテーマに解説されていくエッセイ。
著者自身の探検家として経験した出来事を中心に話しながら、ナショジオの文献をもとに話される。興味深いものばかり。
暗闇のテーマかと思いきや広いようで狭いターゲットに向けた1冊だと感じました。
おわりに
2ヶ月分まとめの投稿となりましたが、それでも3冊。
読む時間も必要ですが、本を読むための心の余裕も必要だと感じた2ヶ月でした。
とは言っても、読むことが義務にならず楽しい読書習慣を続けていきたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
旅のモデルコースや旅をテーマにした本をまとめたブログもやってます!
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