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YMO

高橋幸宏に続いて坂本龍一までも。。。
子供の頃にラストエンペラーに衝撃を受けました。多分それがきっかけで坂本龍一のことを知ったように記憶してます。そしてその何年後かの中学生になった頃、姉からYMOの存在を教えてもらったようなうっすらした記憶です。
とにかく姉からYMOを教えてもらい、高校生のときに復活ライブに行きました。
全部のアルバムは持ってませんでしたが、何枚かの持っていたアルバムを何度も繰り返し聞いてました。
*今のように気軽にネットでいつでも大抵のものは何でも聴けるような時代じゃなかったので聴きたかったらCDやレコード買うかラジオとかテレビを録音するしかありませんでした。そんな90年代の話です。

その後大人になり暫くYMOから離れてましたが、渋谷のタワレコでYMOの特集をやっていて全部のアルバムを試し聴きできる機会がありました。聴くもの聴くものかっこいい!!!YMOは神!!!!と再認識しました。

NYに来てから

NYに来てから暫くは音楽を聴かない、というか必死すぎて音楽を聴くのも映画を見るのも忘れているような生活をしてました。
ちょっと心が折れたときに好きな音楽を聴こうとitunesを契約してアップルからたまに勧められる曲を試聴したりして好きな音楽を開拓していきました。そこで出会ったのがMuramasaです。EDMのMuramasaです。
Muramasaの音楽はどこか抽象画のように感覚的ながら欲しいところにちゃんと音があるような気がして聞いていてとても気持ちがいいです。
今更ですが、音楽の評論家じゃないので曖昧な表現、しかも偉そうに書いてますがやさしい気持ちで読んでいただけたら幸いです!!

数年前にMusique concrèteの存在を知りました。
Musique concrèteの音の作り方や考え方がコラージュのようで好きです。MuramasaもYMOもMusique concrèteの要素を感じるのでだから好きなのかなと自己分析してます。
自分が経験したり実際に見聞きしたり、何かを見たり聞いたりして想像したり、そんな要素をコラージュのように組み合わせることが抽象アートなのではないかと私は考えています。
これはもしかしたらYMOから知らず知らず影響受けてきているのか、とここ最近考えてます。

YMOに戻る

クラフトワークとYMOは似てると思っていましたが、YMOのことを知れば知るほどYMOは唯一無二だと感じます。
烏滸がましいですが、知れば知るほどYMOの音楽は私が目指している抽象作品の世界観に重なります。
今年の元旦にNHKラジオで坂本龍一がそのとき流していた曲について、「自分が聴いてきた音楽にこの曲は影響を受けているような気がする」(記憶で書いてるので内容間違っていたらすみません)と仰ってました。人は体験したものこそが強く心に残り、(ほんの少しでも、ちょっとしたエッセンスだとしても)その経験から生まれた(派生して生まれた)ものが強い作品になっていくと考えているので、何だか嬉しかったです。

坂本龍一の最後のアーティスト写真(プロフィール写真)が生き様が表れているようで好きです。全てを受け入れてそして音楽と死と向き合っている様子が見てとれて、こんな生き方がしたいと思ってしまいました。

YMOの単なる一ファンなので、亡くなられた両氏のことをここは敢えて呼び捨てで書かせて頂きました。

合掌

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