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総称「やわらかい人」

空を見上げると、真冬の霞んだ空はどこかに消えて、透き通った青い空が日常を照らし出していますね。そんな空に気づいた先日、もう季節は春なんだということにも気づいたわけです。そういえば、裸だった木々も見てみるとピンクや白の蕾を抱えてそこにいます。

そんなふうに今年も着々と時を刻んでるな…なんてのんびり歩いたりしてるんですが、ありがたいことにそんなに暇でもなくて、毎日頭をフル稼働させてます。

(今年はなるべく『忙しい』という単語を使わないことが目標です)

「やわらかい人」に私はなりたい。

年明けてからしばらくして、新しい作品の打ち合わせに取り組んでまいりました。仕事をするということは、人と関わることだな…ってつくづく思うのですが。

不特定多数の方とお話しをすると本当にいろんなタイプの方々がいるんですよね。

例えばざっくりいうと、「話を聞かない人」「話をしっかり聞いている人」「周りを見ている人」「猪突猛進、突っ走る人」

いろんな人がいて当然。そんな方々がいるからいろんな発想やいろんな動きと発見に遭遇して、面白い作品に仕上げていけるんだと思うんです。

いい意味で「衝突」もありえるんです。

いつも、その「衝突」という出来事がストレスで最中ではしんどくなるのですが、、そうゆうときにふと、周りを見回すと「やわらかい人」ほど、どしっとしているんです。

これは不思議なんですが。

みんながあーでもない、こーでもないと、騒ぎ立ててる時はその人は見えないんです。

でも、そんなみんなが煮詰まってしまった時こそ、その人はとても重要なことを投げかけてくれます。

そして、そこにいた大体の人が助かるのです。

不思議です。私もとてもありがたく感じるのです。

「やわらかい人」は至る所にいる?

今日も母に詳細を伏せつつ愚痴を話していました。
なかなか決め事が決まらなくて揉めに揉めた、最終的にその人の一言で綺麗にまとまった。なんなら後から聞けばその人はその業界のレジェンドで…な感じに話していたら。それを聞いていた母は「あなたはその業界その業界で腕のある方や、実績を残してきた方とご一緒できているのは幸運にも勉強させていただけるということで、なかなかできないことだよね」と愚痴の内容に関係なくあっけらかんと言いました。

確かに。

過去を振り返って見ても、周りを広く見回した時も、その「やわらかい人」は、きっとたくさんはいません。でも、いつもどこかにいます。そして、大衆に気づかれずにそこにいます。

そう思うと共に気がついたのですが、

大体、その「やわらかい人」というのは、知る人ぞ知るその各々業界の「レジェンド」なのです。

「やわらかい人」=「レジェンド」??

私が実際にお会いして知るレジェンドは人当たりが良くて、高慢でもなくて、自分が残してきた歴史に表向き興味がなくて、人の話をとても聞いてくれる人です。感情は忖度せずに伝え、自分の芯がしっかりと内側に聳え立ち、想いが明確です。

そして最も共通しているのは、誰もが好感の持てるやわらかい人柄だったのです。

未熟な私は、そんな方々に幾度となく助けてもらう事がありました。
そしてその方々の姿勢に学ぶこともたくさんあるのです。

目指すべき場所

レジェンド?名誉?
歴史は残せなくても良い、なんならそこには興味がないです。だけど、私はあの人たちのように「やわらかい人になりたい。」と、そう思うのです。

漠然と思うのです。
あんなふうに人に対して「やわらかい人」でありたいな。と






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