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メタバースネイティブな子供たち - GOGH LANDワークショップでの発見

Ryo Konishiです。先日、山形県鶴岡市で開催したワークショップで、僕らが開発中のメタバースプラットフォーム「GOGH LAND」を子供たちに体験してもらいました。その時の子供たちの反応と、メタバースの可能性について、お話ししたいと思います。

開発中のメタバースGOGH LANDについて

まず、メタバースという言葉について簡単に説明しておきます。メタバースとは、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)技術を使って構築された、現実世界と並行する3次元の仮想空間のことです。ユーザーはアバターを通して、メタバース内で他のユーザーとコミュニケーションをとったり、様々な体験をすることができます。

僕らが開発しているGOGH LANDは、スマートフォンに特化したメタバースSNSです。ユーザーは自分のアバターを作成し、他のユーザーとボイスチャットやテキストチャットを楽しんだり、アバターの着せ替えアイテムを交換したりすることができます。

それぞれが作ったアバターで同時接続ができるメタバースSNS
アバターの着せ替えだけでなく、グッズを作れる機能も追加していきます

また、GOGH LANDの大きな特徴は、ユーザーが自分でパフォーマンスを作成し、公開できる点です。メタバースならではの派手な演出を駆使して、ダンスパフォーマンスやライブショーを制作し、他のユーザーに披露することができるのです。

ショーをクリエイトできるGOGH STUDIO Performance Creator
作ったショーはARでもアウトプットすることが出来ます

メタバースネイティブな子供たち

さて、ワークショップでは、子供たちにiPadを渡して、実際にGOGH LANDを体験してもらいました。僕は、機能の説明をしながら一緒に触っていこうと考えていたのですが、子供たちの反応は予想をはるかに超えるものでした。

彼らは一瞬でGOGH LANDの操作方法を理解し、夢中になって触っています。友達とボイスチャットで盛り上がったり、アバターに着せ替えを施したり、あっという間にGOGH LANDの世界に没頭していきました。まるで、生まれながらにしてメタバースを知っているかのような自然な姿勢で。

僕が説明しようとすると、「自分でやるから触らないで」と言わんばかりに腕を払いのけられてしまいました。それほどまでに、子供たちはGOGH LANDに集中していたのです。

操作方法を教えようとして...
腕を払い除けられました。笑

誰もがクリエイターになれるメタバース時代

メタバースは、単なるエンターテイメントの空間ではありません。それは、人と人とのコミュニケーションを再定義し、新しい創造の場を提供する、無限の可能性を秘めた空間なのです。

SNSが普及した現代において、情報の受け手に回ることが多くなった僕ら。しかし、メタバースには、誰もがコンテンツのクリエイターになれる力があります。GOGH LANDは、その力を最大限に引き出すことを目指して開発されました。

自分のオリジナルアバターをクリエイトする女の子

子供たちが自然とクリエイターとしての姿勢を見せてくれたこと。それは、僕らの目指す方向性が間違っていないことの何よりの証だと感じています。

GOGH LANDは、スマートフォン1つでメタバースを体験できる手軽さが特徴です。VRゴーグルのような特殊なデバイスを必要とせず、誰でも気軽に参加できる。そんな"敷居の低さ"も、メタバースの普及に重要な要素になるはずです。

子供たちと掴んだ確かな予感

今回のワークショップは、山形県の鶴岡市で開催されました。東京のような大都市ではなく、地方の子供たちがこれほどまでにメタバースに興味を示し、没頭してくれた。それは、メタバースの可能性が、地域を問わず広がっていく予感をさせてくれました。

僕らの構想は、GOGH LANDをパフォーマンス作成のプラットフォームとしてだけでなく、誰もが簡単にゲームを作れる場としても機能させること。そして、GOGH LANDのアバターを他のメタバースにも持ち出せるようにすること。

つまり、GOGH LANDを起点として、メタバース全体の発展に寄与していく。そんな壮大なビジョンを描いています。

今回のワークショップを通して、そのビジョンに向けて進む確信を得ることができました。子供たちの可能性を引き出し、創造力を最大限に発揮させる。メタバースには、そのための無限の空間が広がっています。

メタバースは、今後ますます僕らの生活に浸透していくでしょう。単なるゲームの世界ではなく、現実世界と融合し、新しい価値観を生み出していく。そんな時代の幕開けを予感させる出来事が、山形の地で起きました。

Ryo Konishi DAOが切り開くメタバースの未来

僕らRyoKonishiDAOは、この大きな可能性に賭けて、メタバースの開発を推し進めていく覚悟です。今回出会った子供たちのように、世界中の人々がメタバースの住人として、自由な創造活動を楽しめる。そんな世界の実現を目指し、これからも挑戦を続けていきます。

メタバースは、まだ未知数の領域です。想像もつかないような革新的なサービスやコンテンツが生まれるかもしれません。僕らは、そのフロンティアを切り拓くパイオニアとして、メタバースの可能性を追求し続けます。

子供たちの瞳に映ったGOGH LANDへの興奮と喜び。それは、僕らにとって何よりの励みであり、道標となるでしょう。彼らの創造力を最大限に引き出し、メタバースの未来を切り拓いていく。RyoKonishiDAOは、そのために全力で挑戦し続けます。

新しい時代は、もう始まっている。メタバースの扉が、僕らの目の前に広がっています。さぁ、その扉を開き、無限の可能性を探求していこう。RyoKonishiDAOは、メタバースという新たなフロンティアに向けて、歩み続けます。

今回のワークショップに参加してくれた子供たち、そしてご協力いただいた鶴岡市の皆さまに、心より感謝申し上げます。皆さんとともに、メタバースの未来を作っていけることを楽しみにしています。

GOGH LANDに関するマガジン

GOGH LAND開発ドキュメンタリー

GOGH LANDのビジョンを語るラジオコンテンツ

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