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『Saint Thomas More School』


今回は、スラムダンク奨学金第11期生として過ごした約1年間のアメリカ生活(学校)についてお話しします。


目次

1. 「どんな学校に留学していたのか」

2. 「どうやって過ごし、何を感じたか」



1. 「どんな学校に留学していたのか」


僕の行かせてもらっていた、St. Thomas More School(以後STM)は 男子校で、Boarding school と呼ばれる全寮制の高校でした。

Boys College Prep Boarding School と呼ばれ、大学に向けて高いレベルで学びを提供することに力を入れている学校です。


STMには、「Post Graduate Year」の制度があります。

これは、高校を卒業した生徒が大学に行くまでに1年間、「Post Graduate」として準備することができる制度です。



例えば、僕のように、

「海外からアメリカの大学に行きたい、でもOfferは持っていない。」

そういう生徒たちが、

1年間勉強しながら、大学に向けて準備できる期間を設けた制度です。

(なので高校4年生のようなイメージです。)


僕のチームメイトにも、希望の大学からOfferをもらえなかったり、もっと上のレベルの学校に進学したい、という想いからPost Graduate としてSTMに来ていたメンバーも少なくありませんでした。

もちろん、一般生にもいます。

特に海外からアメリカに挑戦しようと思っている、International Students にとってはすごくありがたい制度だと思います。


STMのバスケットボールのチームは3つ。

・Junior Varsity 

・Varsity 

✔︎・Post Graduate 


僕が所属させてもらっていたのが、このPost Graduate(PG Team)です。

基本的には、年齢、学年でカテゴリが分かれていますが、選手の力によっては、低学年のプレイヤーでもPG Teamに所属することができます。(飛び級のようなイメージ)


昨シーズン、NBA メンフィス・グリズリーズと2way 契約を結んだ渡邊雄太選手も、STMのPG Team に入り、George WashingtonからOfferをもらって進学しました。


そのPG Team のヘッドコーチがJere Quinn

彼は、40年以上のコーチとしてのキャリアの中で、数多くの賞を受賞し、まさに「名将」と呼ばれる監督です。

NEPSAC Championship 5回 (リーグ優勝)

National Championship 2011 (全米チャンピオン)

2017−2018 season でキャリア通算1000勝をあげました。

年間約30試合しかないことを考えると、すごいですよね。。

2017年に NAITHMITH Hall of Fame にノミネート(バスケットボール殿堂入り)


そんな素晴らしいCoachのもとでプレーするために、全米、世界からリクルートされた選手たちが集まります。



バスケットボールのレギュラーシーズンは、10月後半〜3月前半で終わります。

シーズン前は、チームとして全体練習を初めていい日にちが決まっていて、それまでは Pick Up game (5on5) をやっていました。

だいたい1ヶ月前くらいから全体練習開始。


もちろん、学生なので日本同様、授業があり、そのあとにActivity としてバスケットボールがある形です。

なので、成績が足らないと注意されますし、学校として決められた補修時間などがあれば、そちらが優先なので、練習に参加来ることはできません。




2. 「どうやって過ごし、何を感じたか」


1日のスケジュール

6:00                   起床

6:30     朝練(自主トレーニング)

8:00     朝食 体育館から直行

9:00~12:10  授業

12:10~13:10  昼食・昼休憩

13:15~14:30  授業

14:30~15:00  Extra Help(授業のわからないところや、質問等の時間)

15:00~    ACTIVITY(バスケットボール)

18:00~    夕食(学校としての夕食の時間は17:00~18:30)

18:30~20:00 自由時間

20:00~21:30 STUDY HALL(自室にて勉強をする時間。主に宿題)

22:30    就寝


基本的に平日はこのルーティーンで過ごしていました。

宿題は毎日、全教科必ず出ます。量やレベルはその教科、日によって全然違いますが、Essayが2つ重なったりすると寝られません。。


僕が気をつけていたポイントは、


・5分前行動

・提出物を期限までに必ず提出

・宿題


と、至極あたりまえのことです。


それでも、これをあたりまえと思える日本人の感覚が素晴らしいのだと思います。

あたりまえのことをあたりまえに行うことで、信用してもらえて、助けてもらえるのなら、すごくラッキーですよね。


留学当初は、やっぱり英語のスピード感や、システムの違い、価値観の違い、食べ物の違いに苦労しました。ストレスで体調崩したり、、、笑


留学して3ヶ月経ち、夏休み(年度の変わり目)の3ヶ月を経て、だいぶアメリカの文化に慣れ、一人で色々マネージメントできるようになりました。


アメリカに行ってまず感じたのは、自分の時間が増えるということ。

初めての寮生活だったということもあると思いますが、自分で自分を選択することで、楽をすることもできれば、厳しくすることもできる。


当時のノートにこう書いてありました。


「アメリカにきて、英語力が上がるわけじゃない。
 アメリカに来て、バスケットボールが上手くなるわけじゃない。
 実力主義のこの世界では、結果が全て。
 自由なこの国で、やらないのは簡単。ただ、やれば絶対に伸びる。
 やれることは全部やる。」


「在り方」の選択です。

どういう人間でありたいか、どういう選手でありたいか。

常に自問自答し、なるべく甘さを捨てられるように。


日本のありがたみを実感できたのも大きかったです。

今まで思っていた「普通」が普通ではないこと。


例えばコンビニや公共交通機関。もちろん治安もそうです。


アメリカでは地震の避難訓練ではなく、銃を持った不審者が現れた時の対応を練習します。


どれだけ今まで守られて、楽をして、安全に生きていたのかを思い知った感じでした。


だからこそ、ちゃんと感謝の気持ちを素直に伝えられたり、ひとつひとつの行動、言動に対して責任を持つ意識をしています。


STMでは、コーチをはじめ、いい先生たちに恵まれ、助けてもらいながら、1人間として成長し、大学への進学も決めて日本に帰ることができました。


僕の初めてのアメリカ留学の大部分を占めた、St. Thomas More School で学べたこと、バスケットボールができたことに誇りを持ち、感謝して、またアメリカで、次のステージで頑張ろうと思います。



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今回は僕が留学していた学校についての「note」でした。

読んでいただきありがとうございます。

正直、まだまだ書き足りないことばかりなのですが、

「どういう学校だったのか」をまずはお伝えしたかったので、今回はこのくらいにしておきます。

また追々、TOEFLやSAT、それからバスケットボールのシーズン中などについても書いていきたいと思っています!


更新頻度はすごく、まちまちになってしまうかもしれませんが、自分のペースで、発信していけたらと思います。


今後ともよろしくお願いいたします。


小林 良











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アメリカから『リアル』を届ける。 Basketball / Student Athlete / 桐光学園→ St. Thomas More School�→ University of Bridgeport/ Japan ⇄ USA

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