有料老人ホームで自費レンタルに驚いた話
有料老人ホームで働いていた時
「レンタルは自費なので」
と言われて大変に驚きました。
在宅では介護保険でまかなうという
考えにどっぷり浸かっていたので
自費レンタルの高額さにびっくり。
据え置きの手すりは3000円
突っ張り手すりは4000円
車椅子は5000円
歩行器は3000円
えっ?
突っ張り手すりつけて、横レール使って
トイレまでの動線確保するだけで
追加料金2万円するんですか?
毎月ですか?
まじですか??
って驚いて上司に聞いたけど
「そうなんだよねー
だから、福祉用具を提案するには
理由をしっかり説明しなきゃいけないんだ」
って答え。
まじかー
まじかーー
介護保険レンタルでの
必殺「300円だからお願い今月だけでも使ってみましょう」
が使えない!!
結局その方は、ご家族が安全のためならと
購入を許可してくださったので
施設備品+購入品で環境を整えられ増田。
購入前に何度も転んでたのでホッとしました。
転ぶたびに、報告書を書いていた職員さんも
ホッとしたことでしょう……。
有料老人ホームに入った!これで安心!
なんてのはないんだなぁーと思いました。
実際は追加料金に頭を悩ませることもあるし
思っていたのと違う!的なことも多いわけで。
それ以降、施設の「これで安心!」的なパンフレット見るたびに
もやっとするようになりましたとさ。
そこの勤務のおかげで
福祉用具を最低限にする住環境整備
の知恵を絞る癖がついたのは
良かったことの一つ。
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