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かつてのリハバブルと私たちの現在地

これは某高齢者デイサービスの求人

びっくりしますよね。
デイサービスでこの金額?って

こんな過去のリハバブルの名残のような求人が
まれに発掘されるんですが、個人的な仮説としては

A:リハスタッフが1人とか2人で辞めない施設
B:ニッチな分野で人が来にくい障がい福祉施設

C:短時間勤務

のあたりが過去の金額で出してるんじゃないかと。


一方でここ数年で障がい系の時給がガクッと下がりました。

放課後デイで働く人も増えて、小児の重症心身障がいのリハ対応ができるところも増えました
これが認知度と人の流入による価格の横並びかなのかなぁなんて思ったりもします

落ちにくかった訪門系の時給も、5年ほど前から最低賃金+数百円といった求人も見かけるようになりました。
20年ほど前、訪問リハの時給は3500円前後が普通で、5000円ってところもあって
さらに30年前は午前中働くだけで2万円なんてこともあったそうです。

この長ったらしい文章の中で何が言いたいかというと、自分でもよく分かってません。

給与が明らかに20年前とは違っている事実をジワジワと見せつけられ、それにどんな態度をすればいいのか迷っているおじさんおばさんリハスタッフは少なからずいるんじゃないかなと思って書いてます。


当時学生の時に私が聞いていた魔法のような言葉
「初年度400万で、主任クラスになれば600万、部長で800万、教員になれば1000万」
そんな時代はもうすっかり露と消えました。

私が就職した頃に何度も聞いた「手に職は安定」という言葉を懐かしく思います。
(安泰ではないってところがミソだったね、当時の私は安定・安泰の違いが分かってなかった)

かつての理学療法士のいたところと、今の理学療法士が置かれている場所は大きく変わったと思います。
さて、私はどこに行くんだろうね。
そして、かつての同期たちは何をしてるんだろうね。
最後に、後輩たちはどうこの社会を渡っていくのかなぁ。

そんなことをつらつらと考える日でした。

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