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車椅子選びは緊張する。でも、仲間がいるから頑張れる

車椅子の選定


介護保険はレンタルだけど、障害分野は給付なので「なんか違うんだよなー。チェンジで!」が使えない。


だから、車椅子選びはすごく慎重になる。
家で使う
外で使う
乗る時間
使う場面
座った姿勢
その姿勢がどれくらい持続するのか。


考えることは山盛りで、
一長一短の機能にどちらを取るか頭を悩ませて、
うんうんいって、
沢山話してこれだ!!と決めても
後から「やっぱりここが…」
なんてことが発生するのはよくあること。


なので、一時期は障害での車椅子選定が
怖くてやりたくなくなっていたのです。


今も、やっぱり怖い。


でも、車椅子に詳しい人を味方につければいいんだと分かってからは逃げたい気持ちが軽くなりました。


跳ね上げがーとか
スイングアウトがーとか
そんなん知ってるわ!ってことじゃなくて


この背張りの意図は…とか
こうすると活動姿勢にいいですよ…とか
製品に込められた意図や
具体的な使い方を伝えてくれるから心強い。


教えてもらうたびに知識が増えて
利用者さんのためではあるけど
私も助けて支えてもらってる。


本当にありがたくて、何かお礼をしたいのだけど
利用者さんに合った車椅子になれば、
それが一番ですって言ってくれる。


だから、合った車椅子をとどけて
その車椅子がフィットし続けるように
フォローすることがお礼だと思ってます。


一度給付を受けたら5年は変えられない車椅子。
基本的には修理しながら長く使わなければいけない障害給付の車椅子。
だからこそ選ぶことに緊張しますが
1人じゃないんだと思うと頑張れます。


おかげさまで、車椅子がもっと好きになりました。
ありがとうございます!

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