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いたばし暗渠×水路上観察入門展に行ってきた

自分の中になかったことに出会えるのは、幸いなことですね。

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仕事帰りに暗渠(あんきょ)展なるものに行ってきました。

暗渠とは地下に設けた水路。地下なので目に見えないんですよね。
昔の地図でここに川があるけど、今は見当たらないなぁって時は暗渠になってる可能性あり。

坂とか、階段とか、街の構造には必ずマニアな人がいて、暗渠にもマニアがいる。そして、板橋にもマニアがいたw

いたばし部に参加していたときに知り合ったオーダー家具を作っているサイトーさんがTwitterで告知。今回は秘密基地time spotの方に行ってきたよ。

【いえーい】

中では板橋区の暗渠スポットの写真がずらりと。
私の近所にも暗渠がありました。暗渠って、岩手にいた時は見たことも聞いたこともなかったのですが、都会ってあちこちにあるんだねぇ。

展示スペースには、いたばしデザイン同好会の尾身さんと齋藤さんがいて、暗渠について教えてくれました。

好きなものをプレゼンされるエネルギーってすっごく心地いい。
どれだけ好きかとか、どこが好きかを話してくれるのを聞いていると、こっちもワクワクしてきます。「あなたの沼を教えて?」というオタク特有の沼探しの延長かもしれないw

【地元の缶バッチを探せ!】

面白いことないなぁとか、つまらないなぁと言うのは簡単だけれど、それは面白がる力が弱くなってることなので、たとえ面白いことが降ってきても「うーん、別に興味ないし」と言って終わってしまう。

なので、いつかバチっと自分にハマる面白いこと(人)に出会ったときに、すぐに心も体も動けるように面白がるクセをつけてます。基本は腰も重いし、否定から入る観察型なのよね〜。でも、それじゃあ単なるケチつけババアじゃん!と意識して変えてます。がんばれ私。

暗渠については、街の歴史と姿が見える面白い切り口だなぁ〜と思いました。特に板橋は暗渠の上が緑道や公園になっているパターンが多くて「やだ、その緑道歩いたことあるよ」なんてことも。自分が住んでいる地域のことを知るって思いの外、楽しいものです。

あんまり写真撮ってなくてしまった!と思ったけど、いたばしTIMESさんが写真たっぷりのレビューをしていたので、参考にするならこっち。

おまけ

遊びに行った日、いたばしTIMESの編集長ちゅうぞうさんに遭遇!以前、いたばし部で1回お会いしただけなのに、覚えていてくれて感動!嬉しい〜〜。もはやこれはご縁ですね(なんの)。

差し入れのお菓子できのこVSたけのこ戦争をふっかけたり

会いに行ける家具職人サイトーさんのアトリエを見せてもらったり

1時間弱滞在して、暗渠を見たり、お話をしたりして過ごしました。

帰り際、ちゅうぞうさんが「雑談って、やっぱりいいよね」とぽそっと言っていて。
本当にそうだと思った。

しょうもない話をしたり、会話が途切れて不意に静かになったりする時間。
用件以外の話をする相手。

そういうのに、私たちの幸せな時間って支えられていたんだろうなぁ。

頑張ってね!応援してるよ!の気持ちと、いたばしの面白いこともっと増やしていきたいなの気持ちで買ったいたばし暗渠グラス。

これで何飲もうかなぁ。まずはビールかな!

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