君と僕の夢 / 椋子

飛び立ったばかりの大きな飛行機
小さくなるのを見届けながら
こぼしたさようなら

ここは知らない街
君が遠い心細い世界
少し震える足を引きずって

暗い見えない僕の未来
怖い君はいなくならないで
どんな時でも会いに行くから
君は君のまま笑っていて

あの日曖昧に描いた夢が
少しずつ色濃くなっていく
一つ確かに心にあるのは
誰しも必ず訪れる最期
僕は何を想っているかな

雨が降っても 道に迷っても
君が隣にいてくれればいいよ

離れかけた僕の手を
離さないように握りしめた
その手を強く握り返した

飛び立ったばかりの小さな飛行機
大きくなるのを待ちながら
おかえり

あの日曖昧に描いた夢が
少しずつ色濃くなっていく
一つ確かに心にあるのは
誰しも必ず訪れる最期
僕は何を想っているかな

雨が降っても 道に迷っても
僕がずっと隣にいるから

君は君らしく
僕も僕らしく

頑張ろっか

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