「野菜の力第１回」抜群の栄養価！春菊

今まで美味しいお野菜料理書いてきましたが、好評につき、「野菜の力」シリーズ始めたいと思います。

最初は、今が旬の春菊。

お鍋に入れるが一般的ですが、
栄養価抜群の春菊、もっとたくさんお料理に使って欲しいです。

今日は、
春菊のごま油炒め

春菊の、美味しさと栄養をぎゅっと味わえる炒め物。
豊富なβ-カロテンは、脂溶性ビタミンなので油に溶けます。油で炒めることにより、β-カロテンを効率よく摂ることができます。

春菊には、β-カロテンとカルシウム、鉄分が豊富に含まれています。

100gあたりのβ-カロテンは、4500μg 。とても、多く含まれています。人参や、ほうれん草にも多いです。
カルシウムは、120mg。牛乳よりも少し多いくらい。これはすごい‼︎
鉄は、1.7mg。

β-カロテンは、体内でビタミンAに変わります。皮膚や粘膜を保護する働きがあります。お肌によいですよ。冬の乾燥する時期、カサカサになりやすいお肌や喉や鼻の粘膜にありがたいですね。美肌にも効果あり。

カルシウムは、骨や歯などの成長や骨粗鬆症の予防になります。

鉄は、貧血予防に役立ちます。

1日に、男性、女性、生理中、妊娠中で必要が変わるのですが、普通の生活の方で7〜9mgくらいは摂りたいので、これはとてもありがたいことです。なかなかないですよ。この量入ってるお野菜は。
血が元気って、大切なことですよね。

こんなに良い成分を含んだ春菊。たくさん食べていただきたいな。

お味噌汁に入れる。
お鍋に入れる。
和物えにする。
案外とと生のままサラダでも。

なんて、美味しそうな、春菊でしょう。「菊菜」って呼ぶこともありますよね。

葉っぱの形が、こうぎざぎざなのは、関東より北。関西や九州の春菊は葉っぱが丸いような気がします。
(家に植わってる春菊と東京の春菊の葉っぱが違うの)

ごま油炒めの作り方

ごま油をひいて、春菊を炒めます。
砂糖、みりん、酒、醤油の順に調味料を入れて炒める。
比率はお好みで。
私は、砂糖控えめ。

目安としては、
春菊1パック　洗って、5センチ長さくらいに切ったら、
砂糖 小さじ1/2
みりん 大さじ1
酒 大さじ1　
醤油　大さじ1くらい
くらいで炒めています。
最後にごまと鰹節をたっぷりかける。　

苦味が苦手な方は、お醤油の代わりにだし醤油でも美味しいですよ。

管理栄養士　ゆのきりょうこ