風あたり冷たい4月終わり夜
クリスマスぶりに「帰るわ!」と一方的に言って帰っている最中。やっぱり最近の夜は風がうっとおしくて、
好きなアーティストのキャップをかぶっているけど今にも飛ばされそうで深々とそのキャップを被り直す。
頭に血が昇ってそれがまた落ち着きを取り戻すには時間がかかることをわたしはよく知っている。
息を6秒止めてもちっとも収まらない。
こんこんと怒っているからである。
沸騰するほど怒る力はもう残っていない。
やるせない、この無気力の中途半端な怒りを、どこに昇華したら良いのだろう。
【怒りポイント】
・たまたま通った肉のハナマサでハムとソーセージが買いたかったのに、節約しろと頭ごなしに言われて嫌だった なのにあなたは意味わからんおつまみチーズ買ってるじゃないか(わたしもくるみのおつまみ買ったけど)
→自分の金なら何買ってもいいだろうという傲慢な心
・毎回毎回家に着いたら意味の分からない洗い物をする理由が分からない
・キッチンが汚くて肉を地面で切らなくちゃいけない理不尽さ
・なんか荷物置いて汁が入った容器が落ちて顔面にバシャンとなる、こんなことあんのかよ
・これだけはしっかりしてね、と約束事がひとつあるのに、約束と思わず毎回破られること
・普通に19時くらいから料理作って22時に帰るのが体力的にきつくなってしまった
2個目から振り返りができなかった。
無性の愛なんて無いのだろうか、なんでも受け入れ、素晴らしいだいすきだと言っていた頃はなんだったのだろうか。
現実は非常に脆く儚く、冷静になる時間すらない。
難しい、とてつもなく難しい。
冷静になれ、それか仕事でもしていろ。
暇になるな、考えるな。
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