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包丁を持てなかった私が「料理愛好家」になった〜麺に合う料理「海老蒸し餃子」

こんにちは、料理愛好家Ryokoです。さてさて…包丁を持てなかった私が料理愛好家になった理由を遡ってみたいと思います。

中学高校の幼馴染・同級生だった会社員の父と専業主婦の母。2人は大学卒業後、社会に飛び出してすぐに結婚。その翌年に私が産まれました。私はしっかり者で悪きことを真正面からダメと言う融通の効かない長女。泥団子作りが好きで天真爛漫な妹は3歳上の姉といつも一緒に近所の男の子達と塀に登ったり、レンジャーごっこをしていました。

noteを始めるにあたり、妹に「お母さんの料理で覚えているものある?」と聞いたら、「よだれ鳥」「棒棒鶏」「餃子」

ねぇ・・・あれ?あれれ?(爆笑)

「ねぇ…これって麺好きのお父さんのための麺に付け合わせる料理ばかりじゃない!?」
「お母さんはやっぱりお父さんしか考えてなかったんだね!!(爆笑)」
「(杉並のど真ん中で趣味の畑仕事をする隣家の)おじいちゃんが作った茗荷、胡瓜、茄子、トマトなどたっぷり入った素麺、昔よく食べたよね」

実は母はそんなにお料理上手ではなかった?もしかしたらそうだったのかも…。

麵食いの父に私だったら何を作るかしら。そうだ!麵料理にぴったりな海老蒸し焼売餃子を作ってみました。さ、召し上がってみて!

【コーンスターチで作る点心 エビ蒸し餃子】

【分量】24個分
●皮
・コーンスターチ100g
・片栗粉 50g
・お湯 100㏄
・水 60~80㏄
●具
・むきエビ 250g
・片栗粉 大2
・中華調味料 小1
・ごま油 小2
・酒 小1
・すりおろし生姜 小1/2
【作り方】
①冷凍のエビを使用する場合、水につけて解凍する。
②背ワタを取り除き、片栗粉をまぶし10分ほど置いて臭みとり。
③水が透き通るまで何度か水を入れ替え、よく濯ぐ
④ざるにあけキッチンペーパーなどで水気をしっかり切る
⑤エビを食感が残るくらいにたたきみ粗みじん切りにする
⑥ボールに片栗粉以外の調味料、エビを入れてよく混ぜ合わせ24等分する
⑦⑥と別のボウルにコーンスターチと片栗粉を入れて混ぜ合わせる
⑧⑦に熱湯を注ぎ、菜箸で素早くかき混ぜる
⑨全体にお湯がなじみ粉っぽさがなくなったら、水を2~3回に分け加える
⑩耳たぶくらいの柔らかさになるよう、水の量を調整し捏ね、一塊にしたら、まな板の上に生地を棒状にし4等分に切る→4つになった生地それぞれをさらに6等分に切り、24個にする。
⑪手のひらで丸め、軽く押しつぶす
⑫めん棒で餃子の皮のように薄く丸状に伸ばす
⑬具を中央に乗せ、生地のふちにぐるっと一周水をつけて湿らし、生地の半分をひだ状に折り畳み、もう半分に覆いかぶさるようにする
⑭かぶせた口を指でつまみしっかり閉じる。くびれを作ってひだを整える。
⑮蒸し器に水を張り、キャベツを敷いた上に餃子を並べる
⑯中火で15分蒸したら完成!ポン酢や酢醤油でどうぞ

そう、母は読書家で弁が立って、スキーとテニスが抜群に上手で休みの度に家族をキャンプに旅行に連れ出してくれる父が大好きでした。

満開のミモザが黄色く咲き乱れていた20年前、娘の私から見ても可愛くていつまでも少女のような佇まいの母は1年の闘病の末、大好きな大好きな永遠の恋人とお別れしたのでした。

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