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YouTubeで知った情報をさも「自分がわかった話し」として子が語るときに怒ることがある

〈2023年5月7日〉 
「ナルトが入ったラーメンが食べたい」と子がいったので「わかりました、おれが本当の醤油ラーメンを食べさせてやりますよ」と。ナルト、メンマ、ワカメ、モヤシ、焼豚、ハム。

醤油ラーメンにナルト、子が以前からどうしてラーメンにナルトをのせたがったのかはわからないが──私が「それ、ユーチューバーが言ってたんやろ」と問うことがあり、子はネタ元がYouTubeのとき隠したい兆候がある── 私は子がYouTubeで知った情報をさも「自分がわかった話し」として子が語るときに怒ることがある。しかし子は「YouTubeで知ったわけちゃうで」と言う。これは結構予想外だったのだが、ナルトは全国チェーンスーパーの関西地区店で意外に売っていないことがある。昨日寄ったスーパーにナルトが売っていて「明日の昼めしはラーメンにしてやろう」と私は考えたのだ。

醤油ラーメンにナルト、古式ゆかしいスタイルだとバカにしたもんじゃないぜ、醤油ラーメンにナルトはうまいと感じた。ハムは「ポニョ」の影響で、焼豚を気に入らなかったときの保険だ。

「ワカメが沢山のラーメンというのはある、焼豚が沢山のるのはチャーシュー麺、きみの好きなメンマをトッピングで多くのせるラーメンもある」「ナルトラーメンは?」「それはきいたことないな」「ナルトラーメンあったらええのにな」。

「そうやな、ナルトってなんだか知ってるか」「魚の骨?」「惜しいな、魚から皮や骨を外して身をすりおろしてカマボコにしたのがナルト」「知らんかったわ」「だから、このラーメンは焼豚・肉と、ナルト・魚と、ワカメ・海の海藻と、モヤシ・野菜が全て入っとる」「パーフェクトやな」。

今日は一日中雨だったので、先に本を注文しておいた。それなりに集中して読んでいた。『つかめ!理科ダマン 1 「科学のキホン」が身につく編』(作:シン・テフン/まんが:ナ・スンフン/翻訳:オ・ファスン)。大ベストセラー「サバイバル」シリーズと同じく、韓国のマンガ作品だ。最近、子は『Dr.STONE』(原作:稲垣理一郎、作画:Boichi)のアニメシリーズに夢中なので、「科学」への関心深まっているのだ。

子と食べたがなかなかうまい。

未来コオロギといえば、2013年にリリースされたスピッツ14作目のアルバム『小さな生き物』収録「未来コオロギ」を思い出すな。14枚目のオリジナルアルバムなのに名曲が多いんだ。「未来コオロギ」と「エンドロールには早すぎる」が好きだな。ってもう10年前なのか。ついこのあいだように感じる。

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