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決めるときは直感で、論理はあとで考える。

「りょうかんって、基本的には直感で動く感覚タイプだよね。あとでうまく作って論理立てるから、そう見えないだけでさ。」

ある人に言われた言葉なんですが、言われた瞬間に「なるほどな」と心の底から腑に落ちました。

というわけで、今日は、『直感を理論で支えること』について書いてみようと思います。


ヒッチハイクをしたのは「いろんな街を知りたい」から?

僕自身が「決めるときは直感で、論理はあとで考える」を実践した、わかりやすい例を挙げてみます。

ご存知ない方もいるかもしれませんが、僕は大学院休学2年目の2014年に、約9ヶ月間ヒッチハイクの放浪旅をしていました。乗った台数は200台以上になります。

面白い地域には中期滞在をしながら全国をふらふらとヒッチハイクで巡る旅をしていたわけですが、その理由について、今ではこのように語るようにしています。

まちづくりの分野に興味を抱き、大学院を休学して静岡県熱海市のまちづくり団体で1年間のインターンを経験しました。ですが、よく考えてみると僕はまちづくりの実例を熱海しか知らないわけで、その方法の良し悪しを判断する目は当然持ち合わせていません。

だからこそ、自分なりの判断基準を持つためには、熱海の経験が風化しないうちに全国のまちづくりの現場へ足を運び、自分の五感を使って様々な手法を理解しなければならないだろうと感じていました。とは言え、当時の僕はほとんどお金を持っていなかった。その中で移動費を節約するための選択肢として唯一残った方法がヒッチハイクだったんです。

どうですか? 理屈としては筋の通ったものになっているんじゃないかと思います。

ですが、本当は違います。ただただ「やってみたい」「旅がしたい」という直感に従ってヒッチハイクを続けていただけで、そんな崇高な理由は持っていませんでした


『動きながら考えろ』の本質は「論理付けのタイミング」

そもそも、直感の正当性なんてやる前にはわからないものだと思います。

だけど、理系人間(左脳派)にありがちなのが「理由や正当性のないと動けいない」というパターン。直感を信じて動くなんてバカのやることだと思っている人も多いはずです。

だけど、そんな風に行動する前から直感に論理付けをしようとすると、一生行動を起こせない体質になってしまいます。

だからこそ、自己啓発本などでは『動きながら考えろ』と書かれていることが多いんだと思います。ホリエモン風に言えば『小利口になるな、バカになれ』ってところでしょうか。

ただ、そう言われてもどうすればいいかわからない。そんな人は「論理付けのタイミングを後にズラす」という意識を持ってみるといいのかなと

小利口な人は、論理や理屈を考えることは得意なはずなので、直感を頼りに動いた後でその能力を発揮すればいい。少なくとも僕自身の過去を振り返ってみると、そうやって決断と行動をしてきた気がします。


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というわけで、今日の記事は以上です。
結論ありきの文章になった感もありますが、参考になる部分があれば嬉しいです。

では、またあした〜!

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