私が今まで発してきた言葉に、真に胸を張れるものは、いくつあるだろう。

鳥取から熱海への移動中、こちらの記事を読みました。

言葉が軽い人と重い人の違いは「思考の粘り強さ」にあるのではないか、という趣旨の記事です。

考えた末に発している言葉か否かが違いを生んでいると思っていましたが、「考え続けているか否かで言葉の重みが変わるのかもしれない」と感じ、少し鳥肌が立ちました。

(つまりは、言葉は思考を続けなけば陳腐化していくのと同義ですよね。恐ろしいことだ…)

そして、この記事を読んだことで、今まで発してきた言葉ははたして真に胸を張れるものだったろうかと考えさせられました。

ということで、今日は、『発してきた言葉に胸を張れるか』をテーマに書いてみようと思います

発してきた言葉の軽さに、思わず目をつぶりたくなる

この機会に、自分のブログで綴ってきた過去の言葉を読み返してみました

たまに読み返し作業はしているんですが、あまりPVがなくて自分でもどこか後ろめたさにある記事は普段の読み返すリストからは外しているので、今日はそんな記事を恐る恐る読み返すことに。

たとえば「すでに行政はオワコンなので、優秀な若者は自分で何かを始めよう。」とか「毎日ブログを更新するコツは、「パソコンを開いている時間」を減らすこと。」とかですね。

主張している内容そのものは間違ってないと感じますし、今でも同じように思っている部分も多いです。が、、、なぜか言葉が軽い

まさに思考の粘り強さが欠落していて、薄っぺらくそれっぽい言葉を並べているような感覚がありました。自分で書いた記事だからこそ、余計にそう感じたのかもしれません。


真に胸を張れる言葉を語り始めたきっかけ

でも、最近の記事は違う気がしています。

特に、2019年に入ってからの記事には、自分でも重みを感じることが増えてきています

自分の中で少しずつ変化してきたんだろうなと思うんですが、きっけかになった瞬間というのはいくつか心当たりがありまして。

そのひとつが、映画「日日是好日」を観たあとに書いたこちらの記事。

そして、年末にふと腹落ちして書いたこちらの記事です。

この2つの記事で共通して考えていたことは、『わからないものはわからないままに腹落ちするまで待つことの大切さ』でした。

この記事たちを書いた頃から、自分の中でストンと腑に落ちる瞬間が訪れるまで待つことができるようになった自覚があり、その上で発した言葉だからこそ、きっと自分なりの重さを感じるんだろうなと。


「何によって憶えられたいか」を問い続けたい

そう言えば、以前に知人から「東京のカフェで作業してたら隣に座ってた大学生の人がりょうかんのブログの話してたよ、すごいね。」と言われたことがあります。

その当時と言えば、『仮想通貨ブロガー』として発信を強めていた時期で、僕の話をしていた大学生の人たちも仮想通貨の話題の中で僕のブログを読んだと話していたそうです。

この話を聞いたとき、本来なら嬉しいはずなのに、自分の中では「嫌だなぁ」という感情が湧き出てしまいました。

きっと、仮想通貨の記事も(内容は今でも正しいことを書いていたと自負しているけれど)真に胸を張れる言葉では綴れてなかったんだろうなと。

これからもWEB上で発信を続けていきたいと思っている身としては、やっぱり後ろめたさを感じてしまうような記事は残さないように発信をしていきたい。どうせ憶えてもらうなら、自分の胸を張れる言葉で綴った内容で憶えてもらいたい。

そう考えると、大事になるのは、ドラッガーの名言でもある『何によって憶えられたいか』なのかもしれません。

これまで発してきた言葉にどこかで負い目を感じているからこそ、今後はこの言葉を心に刻んで自分自身に問いを続けてながら、胸を張れる言葉を残していきたいなと思います。


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今日の記事は以上です。
少し結論を急いだようなシメ方になった気がしますが、何かしらの気づきを与えられていたら嬉しいです。

では、またあした〜!

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今日の更新ブログ

小学生の頃からなので坊主歴は20年以上になるんですが、ようやく決定版と言える家庭用バリカンに出会うことができました。

というわけで、今日は愛用しているバリカン「ER-GF80」について書いて見ました。


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