見出し画像

仕事とは、「決める」こと。〜入門編〜

この記事は 5時こーじの新刊「昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です」を応援するnoteとして、『仕事で成果を出す為に大切にしている習慣』をテーマに執筆したものです。

5時こーじのnote:https://note.com/kojijico/n/n1df72739921f

5時こーじの奥さんである中村朝紗子ちゃんと新卒1年目の頃に一緒に仕事をしたときに彼女がわたしを褒めてくれたことがあった。「仕事がやりやすくて、やりとりが少なくスピーディだった」と褒めてくれたのである。

確かに、その頃とても「順調に決める」ことを意識して仕事をしていたと思う。

これまで私は会社員として、WEBキャンペーンを作ったり、WEBサービスの開発ディレクションをしたり、マーケティング企画をしたりしてきた。そうして思うのは、プロジェクト進行というものは「『決める』ことをいかに演出するか?」ということに尽きるのではないか?ということだ。

プロジェクトを早く進めるということは、スピーディに決めていくこと。仕事がやりやすいとは「決めやすい」こと、「次々と決まる」こと。

しかし、褒められたことで、この意識が最近薄れていることに気づいた。気を引き締めなければならない。そうして改めて、「決めること」に関して意識してきたことについて書いてみようと思った。自戒を込めて。

1.仕事の始まりは、「決める」を整理することから。

プロジェクトを進める際に最初にしたいのが、スケジュールの確認。これは、「決めること」の全体図を確認する行為だとも言える。

いつまでに決めなきゃだめ?
誰が決める?
どうやって決める?

最初に「決める」の全体図を掴むことがこれからはじまるプロジェクトの地図になっていくのだ。

2.決めるために、決めてもらうために、情報を集める。

何事も、決めるために必要なのは情報である。だいたい「なんでこんな決定したんだろう」と相手に対して思うとき、持っている情報が違うことが多い。

できるだけその差を埋めるために、必要な情報は整理して集めておく必要がある。さらに、誰かに何かを決めてもらう場合は、その情報を整理して、必要な情報をわかりやすく伝える必要がある。報連相が上手い人が仕事ができるのも、議事録が仕事において大切なのも、「決める」ことをスムーズに、正しくさせるからだろう。

戦に勝負がつくとき、しばしば両者が持っている情報量が局面に影響力を及ぼすことは多い。世の中には「情報格差によるマネジメント(情報を教えないことに依って決裁からはじきだす)」というものもあるらしい。情報はプロジェクトの血液なのかもしれない。正しくはやく「決める」ためには、情報が風通し良く共有されていることが不可欠なのである。

3.何を決めてほしいのかをはっきりする

決めてもらうことが上手な人は「質問力」がある。

"何を""いつまでに""どのように"決めてほしいのかを演出するのは、自分なのである。

「これって何を聞かれてますか?」「答えになってますか?」「何をお願いされてますか?」と聞かれたらアウト。自分が誰かに問いかけるとき、質問がしっかり研ぎ澄まされているかを点検しなければならない。「コレどう思います?」と聞かれて、ふわっとした答えが返ってきたときに「この人ダメだなあ」と思う前に、「時分の質問が返ってきてほしい回答に真摯だったか」を省みる方が、次回の質問の確度は高い。

私の尊敬する上司は「コレどう思います?っていう質問を投げてこないで。AとBという回答があって、検討したら僕はAだと思うんですけどどうですか、ってAで決めさせる質問を持ってきて」と言ったことがある。

(こちらのインタビューでも語られていた。後半の「自分が主でないといけない」の部分)

誰かに意見を求めるとは、「うーん、どう思う?」というゆるふわなやり取りではなく、「自分の立場で知り得る情報をすべて知った上でこう思うけど、あなたの立場から見てどうですか?」というガチンコのやり取りなのである。

「決める」ことは奥が深い

私は新卒からとても上司に恵まれたと思う。

その中で度々言われきたたのが「ちゃんと決める」ためのコツだ。できるだけ自分で情報を集め、自分で考え抜いた仮説を持った上で誰かに仕事をパスすること、情報は整理して伝えること、決めることに真剣になること。沢山のことを教わった。

最近はクリエイターや社内の違うチームの人とやり取りすることが増え、「決める」ために準備する難易度はあがるばかりである。正しく情報を共有するコツや手順について言及したが、現実は、さらに「楽しく決めてもらうコミュニケーション」や「ベターな『決める』からベストな解答に近づけていくマネジメント」なども必要だったりして、これからも「ヘルシーに決める」ための方法を模索していかなければならない。大勢で「決める」をやりきることはとても奥が深いのだ。

もしかしたら、プロジェクトの難易度とは、「正しく決める」をやりきる難易度なのかもしれない。

正しく、はやく、楽しく、ヘルシーに。「決める」を繰り返して仕事を前にすすめるために、これからも決めることに真剣になっていきたい。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
note.user.nickname || note.user.urlname

いただいたサポートは、次の記事を書くためのお勉強代にします!

わーい!
183
現代に生きるひとたちの気持ちを、言葉にするのがすきです。「Adver times」「Agenda note」「朝日新聞&M」などで連載。「インカメ越しのネット世界」という本も書きました。noteも頑張って書く。

こちらでもピックアップされています

何度でも読みたい
何度でも読みたい
  • 1789本

何度でも読みます。

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。