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自分で「ごきげん」を取り戻す、"香り"というスピーディな魔法のつかい方。

「ねえねえ、どのシャンプー使えばいいの?」

我が家に来てはじめてお風呂に入る友人たちは、バスルームに入ると必ずワタシをこんな風に呼びつける。

我が家のバスルームにはいろんな種類のシャンプーがある。色とりどりのボディソープもある。お風呂からあがると複数の種類のボディクリームもある。

ここまできてだいたいの我が家に泊まりに来た女の子は「なにここ天国?」と言ってくれるが、それくらいいろんな種類のアイテムが準備されている。

どうしてそんな暮らしをしているか。その質問に、私は、「手元に複数の"香り"を準備しておきたいから」と答えている。自分しか使わないけど、複数の種類の柔軟剤もあるのだ。

さらに言えば、私のこの"複数の香りを手元に置く"習慣はおうちにとどまらない。会社のデスクには、複数のハンドクリームが置かれている。香水だと隣のひとの好き嫌いが生産性に影響するかもしれないから、ほのかに香るハンドクリームを、自分の手元で楽しんでいるのだ。

毎日、いろんな香りをとっかえひっかえして、楽しんでいると、それだけで楽しい気持ちになる。

"香り"とは、スピーディでコスパが良い魔法だ。

気分が沈んだときでも、だいすきな香りを纏って小さく深呼吸をしたら、あとひと頑張りできたりする。ミスをして、自分のことが嫌いになりそうでも、好きな香りが自分からしてくる時、少しだけ自分をすきになれる気がする。

大事なデートの日も、"香り"は私のだいじな味方である。どんなに仕事がバタバタしていて、アイデンティティが組織の中の有機的な役割に最適化されたとしても、帰りがけの女子トイレで、お気に入りの香りという"魔法"を自分にかけたなら、誰よりも、自分で自分を愛せる可愛いワタシで、他でもない、あなただけに会いに行ける。

仕事から帰ってくると、すぐにオフロに入って体を洗い流す。自分の好きな香りで自分を満たして、自分の髪から、身体から、自分の好きな香りがしてきたら、シアワセな気分でお気に入りのワタシになれるからだ。"誰かと一緒にいる自分"もすきだけど、それをきれいさっぱり洗い流した、清潔な香りのする"自分のためだけの自分"もだいすき。

私たちオトナは、いくつもの自分をうまく乗りこなして生きていくことが求められる。

オトナになったら、私達はすぐに泣きわめいてはいけないし、怒り散らしてもいけないし、悲しくたって笑っていなきゃいけない時がある。

また、愛する複数のコミュニティを、オンライン・オフラインを交えながら、次々と飛び越えて一日を終える。

だからこそ、私達にはときに、魔法が必要なのである。自分と自分を飛び越える跳躍力をサポートするような、揮発性あふれる魔法が。

ある人は、身体のどこかに感情を切り替えるスイッチを持っているかもしれない。とある人は、それを"煙草を吸う3分間"と話した。ワタシの周りだと、それが"Twitter"や"Instagram"や"facebook"の人も多いかもしれないね。そして、それがワタシにとっては"香り"なのである。

私達オトナは、一日のうちに何度も自分を着替えよう。クローゼットいっぱいに詰まったカラフルな洋服たちを着替えるように。

だれかにときめきを運ぶようなキラキラした自分から、大事な人にしか見せない少しだらしない自分へ。ナチュラルで飾らない自分から、強気でチャレンジングな自分へ。

そうして、お気に入りの"魔法"を深呼吸で吸い込んだなら、ワタシはいつも、軽々と、新たな自分へと自分を運ぶことができるのである。


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今回のエッセイは、以前から書きたかった「"香り"と"人の多面性"」というテーマをベースに、ロクシタンさんの新フレグランス エルバヴェール のコンセプト「飾らずに自然体のままでいる自分とブレることなく、強くしなやかな自分。そのどちらの自分もたずさえて生きる」にインスピレーションを受けて書きました。普段から香りに励まされたり癒やされたりしている私にとっては、シアワセなイベントでした…。

(フレグランスは、甘くもハーブの爽やかさがステキな、ユニセックスな香り。メンズのみなさんも使えると思います!甘すぎないので、私は朝すっきりしたい気分のときにつけようかなと…!詳しいフレグランスの紹介は、公式Instagram公式Twitterからどうぞ)

みなさんも、香りに誘導されて、素敵な自分に出会えますように。




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