見出し画像

2020年、Zoomよ新しい世界をありがとう!

2020年も残り3日となりました。少しだけ2020年をふりかえります。

2020年はコロナ禍により、「オンライン元年」と呼ばれています。私の仕事は、障がいのある人が利用する事業所の経営です。ほとんどの業務が対面で、在宅勤務が難しい仕事です。しかし、工夫をすればオンライン化できる業務もあります。しかし、この業界の中には、だいじなことは顔を合わせて話をしないと伝わらないと信じ込んでいる人がたくさんいます。

Zoomを導入

私の法人は、比較的早い段階からZoomを取り入れてきました。きっかけは2つあります。一つは私の入院です。3月の後半に私の腰の手術が決まっていました。そのときに病院と法人本部をつないでテレビ会議ができないかと考えていました。

そう思っていたときに開催されたのが、noteのサークル「ちはる塾のオンラインミーティング」でした。そこでZoomに出会いました。そのとき、すでに入院まで一ヶ月を切っていました。私は、すぐにiPadとノートパソコンを並べてZoomの練習を始めました。

画像1

病院でZoom

私が入院した翌日、さっそく、Zoomで会議を開催しました。また、会議終了後に利用者の皆さんと懇談をしました。利用者の反応も良く、スムーズに会話ができました。そのときに思いました。「これは利用者との面談にも使える!」

画像3

Zoomで相談支援(緊急事態宣言中)

私の法人の事業所に相談支援事業所というのがあります。そこでは、利用者からの相談を受けたり、定期的に訪問をして利用者の話を聞きます。私が退院したころは、コロナの第一波で街中が緊張していました。人の移動、面談がすべて中止になっていました。そこで、すぐにオンラインによる面談を始めました。

画像3

Zoomがスタンダードに

私の法人の事業所は、小さい事業所が区内に点在しています。かねてより会議や面談に行くときの移動時間が気になっていました。事業所と事業所の間が、車で1時間近くかかることがあります。Zoomで、この問題が解決できました。

後期からは予算をつけてZoomを有料版にしました。本当は、すぐにでも有料版にしたいと思っていました。しかし、支援者の中にはオンライン会議に対してアレルギー反応を起こす人がいました。忙しいのに新しいことを覚える余裕はない、話が通じない、セキュリティーが心配だ、と反対意見がありました。また、接続がうまくいかず、始まるまでに30分かかることもあり、最初は苦難のスタートになりました。それでも秋には、スムーズに始めることができるようになりました。今では、会議は、Zoomがスタンダードです。また、内部研修もZoomで行うようになりました。

これからのZoom

まだまだ行政主体の会議は、集まって説明だけで終わる会議が存在します。広い会場の奪い合いで会議が延期されることもあります。その会議は資料説明だけでした。説明だけの会議は、動画配信で十分です。これからは、対面とオンラインをじょうずに使い分けていくことがだいじだと考えます。

先日、事業報告用の動画を収録しました。事業所の管理者が報告をするところを収録しました。これからそれをYouTubeで配信します。コロナ禍にかぎらず、生活様式の変化に伴い、ひとつの場所に同じ時間に人が集まりづらくなってきました。その点でも、Zoomを始めとするオンラインの活用が有効です。

来年もZoomを使った新しい世界を考えます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?