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アイディア一つで仕事に変わる

地元の企業に呼びかけをして、利用者の仕事を探しています。商工会関係のところに相談に行ったり、チラシを配布したりしました。その結果、いろいろな仕事をいただくことができました。さらにまた、新しい仕事をいただきました。

受注仕事が激減

私は、障がいのある人たちが利用する事業所の経営をしています。福祉事業所の中には、就労系と生活介護系があります。私たちの事業所は、生活介護系です。生活支援の他に創作活動や受注活動をします。昨年、利用者の皆さんの仕事が激減しました。激減した理由はの一つは、情報誌の廃刊です。デジタル化の波に押されて、フリーペーパーがなくなってしまいました。この仕事は、フリーペーパーにチラシをはさみ、それをポスティングする仕事でした。いくつもの工程があり良い仕事でした。

さらにコロナ禍により、お菓子作りができなくなりました。それまでは、作ったお菓子を、地域のイベントで販売したり、公的機関の会議のお茶菓子に使ってもらっていました。それがなくなり、作ることができなくなりました。そのため、それまでお菓子を作っていた利用者たちも受注仕事をすることになり、受注仕事が足りなくなってしまいました。

新しい仕事です

私たちの事業所の強みは、人海戦術と、単調な仕事の繰り返し、それをていねいに仕上げることです。特に、封筒の宛名貼り、書類の封入、チラシ折りなどが得意です。そのような仕事をお願いをしたところ、複数の企業から仕事をいただくことができました。また、さらに今回は、思いつかなかった仕事をいただきました。写真のものを作っています。

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企業の契約書に署名や印を押すところに貼る付箋を作っています。私たちが、日常生活で契約書に署名や印を押すところに貼られます。

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まずは、付箋にスタンプを押します。その付箋を半分に切り、所定の用紙に並べていきます。

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利用者の皆さんは初めての仕事で、夢中になって取り組んでいました。しかし、しばらくすると、作業工程にも慣れ、楽しく女子会をしながらの作業になりました。

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アイディア一つで、いろいろな仕事ができます。自分たちの強みを積極的にPRして新しい仕事を開拓していきます。


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