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回覧板でnoteを広める

noteに地域住民向けのサイトを作りました。また、そのサイトを、地域のあらゆる世代に知ってもらうために、回覧板に挟むチラシを作りました。回覧板に挟むためには、千枚単位のチラシが必要です。そこで、初めてネット印刷を利用しました。ネット印刷は、登録までに手間取ったものの、まず、料金の安さに驚きました。また、実物が届き、さらに驚きました。色合い、紙質、どれをとっても素晴らしい仕上がりです

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(チラシの表面)

社会福祉法人の地域貢献的事業

私は、社会福祉法人を経営しています。社会福祉法人には、地域における貢献的事業が義務付けられています。社会福祉法人によっては、高台に住む高齢者の買物送迎をしたり、施設開放として会場の提供をしたり、講座を開いたり、工夫をこらした社会貢献を行っています。

私たちの法人は、障がいのある人にサービスを提供する法人です。また、小さな社会福祉法人です。従業員の数は少なく、事業所も狭く、なかなか社会貢献的な事業ができずにきました。地区社協に参画していても、ただ参加するだけでした。

地区社協とのかかわり

地区社協は、どこの街にもあります。自治会や民生児童委員、青少年指導員などの地域の有志が、行政や社会福祉協議会と一緒になって、地域福祉の推進をおこなう任意団体です。私は、そこに参画しながら、いつも受身でした。そこで私が言うこは、「何かあればご相談ください」そればかりでした。

昨年の夏、私は、地区社協に提出する書類作るために、地域の情報をインターネットで調べていました。そのとき、不自由に感じることがありました。地域には、たくさんの社会資源があります。しかし、その情報は散乱しています。たくさんの情報を得るためには、一つひとつその情報を発信している機関のサイトを開かなければいけません。調べている内に自分が何を調べているのかわからなくなりました。

また、イベント等の情報は、古い情報も一緒に表示されます。読んでいるとあとから、「あっ、これ終わってた。」と思うことがありました。他にも、一つの情報に対して、参加者のコメントや評価も同レベルで表示されます。情報が多すぎてどれが一番新しくて、使える情報なのか迷いました。

社会福祉法人の責任として

そこで、社会福祉法人の社会貢献事業として、地域の情報の窓口を作ることにしました。この地域で暮らすのに必要な情報の入り口です。医療、子育て、高齢福祉、障がい福祉、イベント情報、それらを一つの窓口でつなぎます。情報は、直接、その機関の担当者から連絡をいただくので厳選された情報です。また、そのサイトからは文字を入力することなく、タップだけで必要な情報を得ることができます。Twitterとも連動しているので、一番新しい情報が届きます。

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チラシの裏面

この地域のサイトでの私の役割は、記事を書くというより、情報の交通整理です。たくさんの情報を集めて、それを整理して届けます。

回覧板でnoteを広げる

地域福祉の担い手は、どんどん高齢化をしています。このnoteで、若い世代が地域に興味を持ってくれると良いと思います。noteには、新しい感覚の情報があふれています。自分の地域の情報をきっかけにして新しい情報をつかむ人、自分で情報を発信する人、そうしてnote人口が増えていくと面白いです。

まだまだ回覧板を必要としている人がいます。紙とインターネットを上手に併用させて広げていきます。


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