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遠ざかる昭和

新しい元号が発表になりました。また少し昭和が遠くに行ってしまう気がします。

20年くらい前、障がいのある方の日中活動で近隣の小学校と交流事業をしていました。一緒にレクレーションをしたり、芋ほりをしたりしました。また、特別授業で、私が障がいのある方についてのお話をしたりしました。

そのとき、ある生徒さんが私に質問をしました。
 「ねぇ、何年生まれ?」
私は素直に答えました。
 「昭和40年」
するとその生徒が言いました。
 「えっ、昭和!おれ、社会で習った。」
「昭和」が一瞬にして、「明治」や「江戸」に近づいてしまいました。

確かに、私が小学生のころ、一つ前の「大正」はまだ身近な感じがしました。でも「明治」は、作られた歴史上のできごとでした。

まもなく新しい時代を迎えます。「令和」の子どもたちからみると、アナログな昭和は一つ前の文明になるのかもしれません。

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