見出し画像

民生・児童委員の活動を知っていますか?

私たちが住んでいる町には、必ず民生委員がいます。民生委員は、厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員です。また、合わせて、必ず児童委員も兼務しています。

民生・児童委員は、地域住民の立場から生活や福祉全般に関する相談・援助活動を行います。子育てや介護の悩み、障害のこと、孤立、さまざまな地域課題解決のために活動していることから「地域の身近な相談相手」として位置づけられています。また、民生・児童委員は、みなさん無給のボランティアです。(政府広報オンラインより抜粋)

私たちが安全で安心して暮らせるのは、見えないところで活躍をする民生委員・児童委員のおかげです。私も仕事がら「民生委員・児童委員」とのおつきあいがあります。しかし、私も自分の仕事に関係する部分しか知らず、幅広い活躍のほとんどを知らないのが実情です。反省しています。

民生・児童委員との交流事業

私は、障がいのある人たちが利用する事業所を経営しています。今は、社会福祉法人です。しかし、法人の前進は、利用者が10人の無認可の事業所でした。そのころ、事業所のボランティアに来てくれる人の中に地域の民生・児童委員がいました。

当時、私は、事業所の事業で年に一回、民生・児童委員や、地域住民の方々と一緒に出かけるバスハイクを企画していました。プログラムは、果物狩りと地ビールでした。みかん狩り、イチゴ狩り、桃狩り、ぶどう狩り、びわ狩り、狩れる果物は全て制覇しました。そこに地ビールレストランでの食事をセットにしました。おかげで毎回、大勢の人が参加してくれました。

画像3

これは桃狩りです。

画像3

これは定番のイチゴ狩りです。私がまだ若いです。

地域の皆さんと仲良くなる

バスハイクの目的は、地域の人達と仲良くなる、顔見知りになることでした。しかし、参加者が多すぎて、顔を覚えることができませでした。それでも地域の方たちには覚えていただき、買い物に行くと声をかけていただけるようになりました。

画像3

(私は、仕事中なので、“お付き合い”で一杯だけ…)

15年ぶりの再会!

先日、区内の地区社協の集まりがありました。そのとき、以前に私が企画したバスハイクに参加したという人がいました。たぶん15年ぶりぐらいの再会です。お話をうかがうと、バスハイクがきっかけで地域福祉に興味を持ち、民生委員・児童委員になったと教えてくれました。嬉しかったです。

今は、その地域を離れてしまったこと、また、利用者の人数が増えて、全体で行動するのが難しくなったことでバスハイクも実施できなくなってしまいました。地域共生社会が重要視される今だからこそ、必要な気がします。また、何か、時代にあったものを考えていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?