見出し画像

ネットがつながらない/えっ、虫が原因!?

昨日の午後から、職場のインターネットがつながらなくなりました。すぐに契約をしているサポートセンターに連絡をとりました。しかし、解決せず、今日、電話会社に来ていただき、やっと復旧した次第です。電話会社によると、今回、インターネットがつながらなくなった理由は、電話線の切断、切ったのは虫だろうと言います。驚きです。

法人の中枢の電話回線がストップ

私は、障がいのある人が利用する事業所、社会福祉法人の理事長です。小さな事業所が地域に点在しています。その事業所をつなぐのはインターネットです。今回は、法人の中枢、法人本部のインターネットがつながらなくなりました。

私たちの法人では、10年前に社内ネットワークを整備しました。そのころから従業員がひとり一台づつパソコンを持つようになりました。そうなると心配なのは、個人情報管理です。そこで、法人本部にサーバーを置き、パソコンのデスクトップやハードディスクにデータを置かないこと、USBの使用も禁止にしました。各拠点は、法人本部にあるサーバーにアクセスをしてデータを管理します

今回は、各拠点から法人本部のサーバーにアクセスできなくなりました。あらゆる情報が引き出せないということです。最近は、行政もオンライン管理を推奨するようになり、記録も印刷をしなくなりました。そのため、日報や日々の記録はインターネットにつながらないと入力ができません。

インターネットがつながらないということがこんなにも大きなことになるのかと驚いているところです。

報酬請求ができない…

また、利用者の出退勤もタブレットでおこないます。利用者が事業所に来ると、利用者はタブレットをタップします。帰るときもタップします。それがデータ化され、そのデータを集計して、障害福祉サービス等の報酬請求をします。

障害福祉サービス等の報酬請求は毎月、決められた期間内に行ないます。データに間違いがないか確認をしたりしていると締め切り日ぎりぎりの請求になります。また、締め切り日が休日だと、終わりはさらに短くなります。もし、昨日が締め切り日で、その日に請求をしようとしていたら、請求ができませんでした。そうなると、まるまるひと月分、収入が翌月になるということです。これはハイリスクです。誰もが、明日、インターネットがつながらなくなるなんて想像していません

給与が払えない…

今回、一番大変だったのは、経理です。従業員の給与計算ができませんでした。給与計算もインターネット経由でシステムに入ります。法人の経理担当者が入力をすると、その数字を会計士が自分のオフィスで確認をします。

コロナ禍においては、経理担当者が出勤できず、給与計算ができなくなる恐れがあります。そこで、経理担当者がリモートワークで給与計算ができるシステムを整えました。それが今月から始動する予定でした。しかし、法人本部のサーバーに入れず、それも機能しませんでした。

インターネット依存

今回は、幸いにして一日で復旧したので大きな被害にはならずに済みました。しかし、私も従業員も、インターネットにつながらないとすべての仕事が奪われたような気になり右往左往してしまいました。

電話会社の説明によると、虫が侵入して電話線を嚙み切ったと言います。電話線が切られた場所は非常に狭い場所とのこと、虫以外には考えられないそうです。

虫が電話線を嚙み切るなんて、一日でできたことではないにしろ、こんなことが起きるんですね。対策は、仕事は余裕を持っておこなう、ということでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?