市議会議員に挑戦する話 #2
前置
さて、やるからにはまず何を始める必要があるのか。
準備がスタートします。
今回は説明会+書類についてです。
長くなりますが、今後市議会議員について気になる方、選挙はどう進められているのか気になる方に伝えるために画像付きで詳細に記します。
立候補予定者説明会(選挙説明会)について
おそらく全ての選挙では事前に選挙説明会が開かれます。
町田市では12月15日に町田市役所で開かれるため、会社の午後休を取り出席して来ました。
会場にはおよそ70〜80名くらいの方がいらっしゃったと思います。
※到着が早い人順に席が前の方だったので正確な人数は不明です、ただやはり若い方は少なくない印象でした、現職含め20~30代の方は4~5人?くらいでした。
なお今回の選挙は市議会議員と市長選が同時にあるため、市長への立候補予定者も会場に含まれています。
渡される書類内容は同じで、書類の中に都度市長 or 市議会議員の選択があります。
説明会と銘打ってはいますが、申請用紙など沢山の書類や事前審査の日程等を頂くため、出席しないと個人では何も出来ないレベルで進め方が分からないです。
そのため、立候補する方は選挙2ヶ月前程前にあるの選挙説明会には絶対出ましょう。
町田市の説明会の内容について記載します。
※見た限りでは他の地方でも似たような情報のはずです。
0.選挙説明会次第(=説明会の進行表)
進行表になります、挨拶などはありましたが今回の説明内容に直接関係はないため省略します。
1つ目は選挙管理委員会とは直接関係のない警察署、郵便局からの連絡です。
警察署からは選挙カーについての説明です。
1.選挙運動用自動車設備外積載等について(選挙に使える車や設備の情報、それらの許可申請書)
どのような車を使い設備を載せる事ができるか、またその情報の許可申請用紙が別紙であります。
私は選挙カーを絶対に使わないので無関係の項目になります。
※選挙カーでうるさい人に入れたくない、名前を連呼するだけで何をするのかわからない。と私自身がされて嫌なためです。
ただ、良い意味でも悪い意味でも、名前を知ってもらわないと投票しないという考え方も出来るので完全に否定は出来ません。
2.選挙運動用葉書等について
選挙にあたって市民の方々に配る葉書の説明です。
市議会議員選挙では2000枚までの送料を公費で賄う事ができます。
使用葉書には日本郵政配布の葉書と私製葉書の2パターンありますが、選挙では私製葉書を使うパターンが多いと説明されていました。
※私製葉書の作成自体は私費で行う必要があります。
私製葉書を使うにあたっての大きさや重さ、印刷制限、葉書の差出方法などが細かく記載されています。
3.選挙の日程概要について
今後の選挙までの日程です。
1月18日に届出書類の作成説明会があります。
こちらは次の1月19日〜2月4日に提出書類の事前審査に使う書類の作成説明会のようです。
2月13日が告知日〜選挙期間があり、2月20日が開票日です。
スケジュールを見るとこれだけ?と思うかもしれませんが、準備することは沢山ありますので、次の項目へ行きます。
4.立候補者届出要件、立候補者届出書類
・立候補者届出要件
立候補出来る人物の要件説明です、こちらについては割愛します。
・立候補者の届出書類
立候補できる期間、立候補するための書類についての説明です。
期間:2月13日 午前8時〜午後5時まで
場所:町田市役所
立候補に必要な書類一覧:
以下書類詳細です。
1.候補者届出書(自身の情報を書く書類です)
2.宣誓書(誓います)
3.所属党派証明書(無所属の人は不要です)
4.供託証明書
市議会議員は立候補候補時に30万円を納めなければいけません。
※一定票を獲得すれば返還されます。
5.戸籍謄本又は抄本
省略
6.候補者指名等字画
選挙時に使う自分の名前の通称を記載する書類です。
例えば、本名が佐藤太郎の人でも、「卍最強キリト卍」みたいに広く知られている芸名などがあれば、選挙時にはそちらの名前で選挙に出る事ができます。
7.通称認定申請書
↑で記載した通称を使用の許可を頂く申請書です。
ここまでが立候補に必要な書類です。
次に選挙運動に関する申請書類です。(画像は間延びするので省略していきます。閲覧したい方がいればtwitter等にご連絡ください。
1.受領書(街頭演説用標旗他)
選挙の際につける腕章などの選挙管理委員会から受領する時の書類です。
2.受領書(新聞広告掲載証明書他)
新聞へ広告を出す時の証明書、市民に出す葉書の差出表等を受け取る時の書類です。
3.選挙運動用ビラ証紙交付申請書・受領書
選挙に使うビラを配るための申請書です。
4.選挙立会人届出書
2月20日の投開票後の選挙会に立ち合わせる人を届け出る書類です。
もちろん本人も可能です。
5.選挙公報掲載申請書
選挙公報に載せる書類の申請です。
6.点字版および音声版「選挙のお知らせ」掲載申請書
目や耳の不自由な方へ知っていただくための選挙公報の申請書です。
7.選挙事務所設置届、選挙事務所異動届
選挙事務所がある人は提出します。
私は一人なので事務所などは特に置かないつもりです。
8.設備外積載許可申請書
最初に警察の方が話された車両の設備についての申請書類です。
9.個人演説の開催申出書
個人演説は一人一回のみ公費で場所を借りて、開催する事ができます。
場所については公園や公会堂等の公的な施設です。
10.選挙運動用ビラ届出書
選挙に関するビラは2種類まで使用する事ができます。
その2種類のビラの情報を届け出る書類です。
11.出納責任者選任届、出納責任者異動届
選挙運動に関する支出の管理を行う人を届出ます。
12.選挙運動事務員等届出票
選挙で手伝っていただく方を記載します。
運転手の方や、手話通訳者、葉書を各事務員、ポスター貼りなど単純作業をしていて頂く方を記載します。
ボランティアかと思われがちですが、公費で報酬を支給できるようです。
私の場合はポスター貼りの方々をSNSで募りたいと思うのですが、現職の方や著名人と違い知名度がないので厳しいかもしれません・・・。
町田市には511箇所ポスターを貼るところがあるようで、一人では厳しいところもありますが腹を括ってがんばります。
以上が立候補まで出す必要のある書類です。
長くなりましたので今回は一旦ここまでにします。
ここまでは選挙管理委員会に出す事務的な書類でした。
次は選挙広報など皆さんに届く書類について書きたいと思います。
次回#3 書類編2です。
0.後書き
説明ばかりで、自身について書くタイミングがなかったので書きます。
この会で一番印象に残っているのは、閉会の挨拶をされた選挙管理委員会委員省代理者の井上さんが発言した「この選挙は町田市にとって最も大事な事です」という言葉です。
選挙は条件さえ満たせば誰でも立候補できます。
ただ選挙だけ頑張って当選して終わりではないです。
その先には4年間、町田市をよりよくする責任があります。
改めてそういう強い覚悟を抱きました。
結果はどうなるかわかりませんが、常にその先を描きながら活動していきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?