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体を止めて、深く考え、”私の言葉”を手にいれる。リーダーにとって大切なこと


毎年お世話になっている(公財)武蔵野市子ども協会様から依頼をいただき、今年度も主任保育士さん、主任学童支援員さんとの1on1コーチングを行っています。

日々タイトなスケジュールをこなしながらも子どもたちと向き合って、まさに全力投球な毎日を送っている保育士さん、そして支援員さん。

1ヶ月に1回、各回1時間の対話なのですが、体を止めて、深く考えて、考えたことを言葉にしていく時間に、とても効果を感じていただいています。

私自身は保育の魅力をどこに感じているのだろう…

忙しくても、困難なことがあっても、私がこだわってきたこと、大切にしてきたことはなんだろう…

 

最初と2回目のセッションでは、このような問いについて考えてもらいます。

保育士なんだから当然。支援員ならみんな同じ。


そんな話から、「保育士(支援員)みんなではなく、私個人はどうなんだろう?」と考えを深めていくことで、やがて”私の言葉”が出てきます。

この、”私の言葉”を持っているかどうかって、その後のリーダーシップの発揮に大きく影響するのですよね。


「保育士(支援員)ならみんなこうだ」という言葉は、相手に有無を言わせない強制力を伴います。

あなただって保育士(支援員)なんだからここは大切にしなさいというメッセージ。

これが必要なときもありますが、このパターンのメッセージしか出せないでいると、強制的なリーダーシップしか発揮できなくなってしまう。

「私はこういうところに保育の魅力を感じているのだけれど、あなたはどう?」

”私の言葉”を持っていると、「あなたの言葉も聞きたいな」という関わりができるようになってくる。

強制力とは異なるリーダーシップの発揮ができるようになってきます。

 

体を止めて、深く考えて、考えたことを言葉にする。

 

こうして得た”私の言葉”は、様々な場面で生かしていくことができるのです。

これは保育士さんや支援員さんに限りません。

組織のリーダーを育てていくために、プロのコーチを活用する。

とても効果のあるものだと思います。 

 

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