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バンドって難しい

まずは、少し前から始めたブログについて。

ホームページのブログサービスを使用していましたが、そちらをやめてnoteに移行することにしました。

noteの方が使い勝手が良さそうだし、ホームページサービスのブログだとちょっとクローズド感もあったので、noteに移行することに決めました。

さて、今回は「バンド」で音楽をやることについて書いてみたいと思います。


うまくいかなかったバンド活動

 僕は、バンドきっかけでベースをはじめることになったこともあり、「バンドの中で演奏するベーシスト」が理想とするベーシスト像でした。自分でバンドを立ち上げたり、あるいは他のバンドに加入したりして、格好いいロックバンドのベーシストでありたいと思っていました。

様々なジャンルで多くのバンドをやってきましたが、最後に組んだバンドは今から10年くらい前。マスロック、ポストロック、シューゲイザー系のインストオリジナルバンドで。昔と違って「バンドでプロになるんだ!」みたいな志をもつバンドをやろうとは思ってなかったですが、メンバー全員が真剣にバンドや音楽に向き合って活動できるようなバンドにしたいな、と思っていました。

そうやってバンド活動を始めたものの、結局音楽性、方向性というか、考え方というか、メンバー間で相違が出てきて、わずか半年ほどでバンドが分裂してしまうことになりました。

バンドがうまくいかなくなってしまうような経験をするのは、今回が初めてのことでは無かったのですが「あー、またかぁ」と。やっぱり複数の人が関わって、1つの音楽組織を作っていくのって難しいんだな、と感じました。

ちょうどその頃、自分がやっていきたい音楽が変わってきたこともあり、もうバンドの中でのベーシストではなく、一人でやっていこう、ソロベーシストとしてやっていくことを始めた時期でもありました。

バンドじゃなくても発生する問題

その後は、YouTubeを中心にベースのオリジナル曲やベースカバー動画で一人で活動を続けています。そんな中でもスケジュールがあえば、コラボやベースのサポートの話があれば場合によっては受けたり、話を聞いたりしたこともありました。

ただ、そういった中にもやはり人間関係というか、様々な出来事からトラブルまではいかないまでも、嫌な思いをしたこともありました。

自分自身も確認を怠っていたことはありますが、曖昧な感じやノリで受けてしまうことがトラブルの原因、嫌な想いをすることになると思いました。(まぁ当然ですよね)

事前に確認すること

サポートやコラボも仕事と同様、きちんと1つ1つ明確にしながら、同意を得た上で取り組む、受けることが必要だと思いました。

(確認事項の例)
・一緒に取り組む意義、目的の確認
・作品の内容
・成果物の納期、公開、活動計画
・契約書の取り交わし
・費用

最近、昔一緒にバンドやっていたメンバーから、バンドでサポートの話がありました。関西でライブ活動するのにベースをやって欲しいとのことでした。ベースに困っているのなら、友人として付き合いも長いし、自分の時間を割いてでも無償でヘルプ、応援してあげたいという気持ちがあって引き受けました。

さっそく音源をもらい、いつライブが決まってもいいように、曲の練習を始めていました。そしてライブの日程が決まり、一度事前にバンドメンバーと合うことになって顔合わせしたのですが、その時に初めて、他のベーシストで別のライブイベントが決まっていることを知ることになりました。それも関西のライブなのにベーシストは東京から来る、と。

自分としては寝耳に水で、「頼めるベーシストがいないから声かけてきたんじゃないの?」「他にいるんだったら全然困ってないやん?!」「完全にコマ使いやん」と。こちらの気持ちを知ってか知らずかはわかりませんが、あまりに酷い仕打ちでした。今後その彼と何か一緒にやることはありません。

最後に

同じバンドを長く続けている人に出会うと、すごいなぁと感じます。特にメンバーチェンジがなければ尚のことですね。メンバー間での信頼関係がしっかり築かれているんだろうな、と思います。ただ、どうしても譲れない部分があったり、何度もトラブルが起きるようだと、我慢することなく新たな道を模索するのも一つの手段です。音楽活動も年齢を重ねると共に時間が制約されてきます。悔いのないように音楽に向き合うことが重要だと思います。

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