軟弱男、32歳登山を始める#3~1人雨の山で考えを深める~
みなさん、こんにちは。
運動会の開会式や職員室で怒られている途中に貧血で倒れてしまう程の軟弱っぷりをみせていた少年時代を過ごし、今でも全力疾走するとクラクラしてしまう32歳の男です。
自分の軟弱さに絶望し、これはなんとかしなくてはと最近登山で体力作りに励んでいるんですが、登山は思考の整理と考えを深める良い機会になっているなと登山中に気づいたので書き留めておこうと思います。
登山は思考を深める良い時間
都会の喧騒から離れ、様々な雑音や情報を遮断してひたすら歩き続けていると自ずと、仕事のことやこれからの人生について考えてしまうものです。
どうやったら上手くいくかな?こんな方法もあるんじゃないかな?とあれこれ考えを巡らせることになります。
自宅やオフィスでは身の回りに多くの情報がありすぎて、一つのことをじっくり考える時間を持つことはなかなか難しいものです。
登山中は地図を確認するために時々スマホを見ますが、基本的にはデジタルデバイスから距離をおくことで、外からの情報をシャットアウトして思考を深めることができるのです。
頂上は一つですが、そこへの道はいくつもあります。簡単でとても分かりやすい道もあれば、あまり人が通らない険しい滑落の危険のある細い道もあります。
これは何か目的を達成するための方法と一緒じゃないかと、ふと気付きました。
この記事に必要な写真も必ずしもカメラで撮る必要はなく、iPhoneでも良いんです。(険しい道でヘトヘトでカメラで撮る余裕がなかった)
Phoneでも結構綺麗に撮れるんです!(iPhone XS)
迷ったら元の道に戻る
登山中、道に迷って下山しようとすると、かえって遭難のリスクが高くなるそうです。面倒臭がらず来た道を引き返して登山道へ戻ることが大事だそうです。
焦ってどうこうしようとせずに、一旦落ち着いて冷静に考えて打開策を考える。
なるほど、確かにトラブルに見舞われると焦って間違った判断しがちです。「慌てない慌てない、一休み一休み。」とは言ったもんですね。
休憩して息を整えたらカメラで撮影する気力が戻って来ました。
実力より少し上の山を登る
現在の体力でも余裕で登れてしまっては面白くありません。
少々きつい思いをしながら登頂するからこそ達成がある訳ですね。
いつまでも自分ができる範囲の仕事をしていては成長しない。
当たり前のことなんですが、ついつい安パイな行動をしてしまいがちです。
現在の実力より少し上のレベルを常に意識しながら行動しないといつまでたっても成長しない訳ですね。自戒。
今回の雨の中の登山もそういう意図があって挑戦してみたんです。
今までより少し高い+雨で難易度を上げた登山だったんですが、いきなりの険しい急勾配の道が続き、途中で下山したくなりましたが諦めず登り切ることができました。キツい道もいつかは終わるのです。
今回は尾根伝いを縦走するコースに挑戦しました。(これもiPhoneで撮影)
雨も降ってたし、ゆっくり休憩できそうな良い場所がなかったので、楽しみなご飯を食べずに下山しちゃいました。残念。
最後に
登山はしっかり、じっくり考えを深められるし、体力作りにもなるし、リフレッシュにもなるし、良いことがたくさんあります。
脱軟弱の日もそう遠くないかもしれません。
1人で登るのも良いですが、誰かと一緒に登るのも会話を通して考えを深めることができるのでぜひ低山からでも始めてはいかがでしょうか?
普段とは違う環境におくことで観察眼も鍛えられるので写真をやっている方にもオススメです。
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