未来に責任を

個人でイベントを主催している。
なんで?って言われたら
「(自分から見て)楽しいことが少ないから」って答える。
言ってしまえばエゴである。

「〇〇を盛り上げたい」
そういうキャッチコピーには飽きてしまった。

だがしかし、大小様々ではあるが
アーティストを招聘してイベントを開催する
以上、より多くの人に見てもらうのは
とても大切なことである。

多くの人に見てもらえたら
アーティストにとって支持されるチャンスや
確率が増える。
支持増えるともっともっと大きなステージに
ステップアップできる。
ビジネスの視点も併せ持つアーティストなら
死活問題だ。

なので自分はピリピリしてしまう。
大袈裟に言うのなら

招聘したアーティストの未来は自分の行動で変わってしまう。

いわば責任というものが発生する。

両手をあげて満足だ!と、
やり切ったイベントは多くはない。
悔しい思いする方が多い。
時には涙を流してしまうこともあった。

責任を果たせないのが何より辛い。
地方のせいにするのは簡単。
でもそれだけだと何も変わらないのだ。

先日とあるバンドがメンバー脱退を理由とし
活動を休止した。

気がつけば長い期間、割と近い場所で
見てきたバンド。
マネジメントや制作として関わってはいない。
でも、このバンドは全国に送り出さないといけない。
初めて見た時も、最後のライブでも。
「カッコいいなぁ」って何度も思った。

もちろん、この結果に至るまで
色んなことがあったと思うし
当事者が決断したことだから、
それは尊重しないといけない。

ただ、自分の立場からみて
超個人的な意見で、的を得てないかも
しれないし、何様って思われるかも
烏滸がましいって思われるかもだけど

この土地で、音楽を発信するものとして
少なからず責任を痛感してます。

もっとしてやれたことあったよな。絶対。

これからも精進します。

1つでも多くの好きなバンド、
カッコイイバンドが道半ばで止まってしまわないように。

オーガナイザーとしての願いです。

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