見出し画像

2021 MLB draft 指名順まとめ

6月になりました。MLB公式サイトでも徐々にドラフトの話題が目立つようになってきたので、今回は今年のドラフト指名順について簡単におさらいしようと思います。

尚、例年なら6月ですが、今年のドラフトは現地時間の7/11-13に行われます。

以下は、2020年の勝率が低かった順です。今年度のドラフトは、基本的にこの順で行われます。

1. Pirates
2. Rangers
3. Tigers
4. Red Sox
5. Orioles
6. D-backs
7. Royals
8. Rockies
9. Angels
10. Mets
11. Nationals
12. Mariners
13. Phillies
14. Giants
15. Brewers
16. Astros
17. Marlins
18. Reds
19. Cardinals
20. Blue Jays
21. Yankees
22. Cubs
23. White Sox
24. Indians
25. Braves
26. Athletics
27. Twins
28. Padres
29. Rays
30. Dodgers

しかしMLBのドラフトにはCBRやCPとやらが存在し、単純にこの順で進むわけではありません。以下ではそれらを加味した実際の指名順を示しました。

※CBR (Competitive Balance Round)やCP (Compensation Pick)について詳しく知りたい方は、桃色無職さんのnoteをご覧ください。


①一巡目[1位~29位]
・Astrosの指名権無し:2018年のサイン盗み問題による罰則

②CP(FAで有力選手を取られた球団に与えられる指名権)[30位]
・Reds:バウアーの流出に伴う補填

③CBRA(収入の少ない、または市場の小さい球団に与えられる指名権その1)[31~36位]
31. Marlins
32. Tigers
33. Brewers
34. Rays
35. Reds
36. Twins

④二巡目 [37~63位]
・Astrosの指名権無し:同上
・Dodgers, Blue Jaysの指名権無し:それぞれバウアー、スプリンガー獲得に伴う代償

⑤CBRB(収入の少ない、または市場の小さい球団に与えられる指名権その2)[64~71位]
64. Pirates
65. Orioles
66. Royals
67. D-backs
68. Rockies
69. Indians
70. Cardinals
71. Padres

⑥⑦三巡目[72~101位]、四巡目[102~131位]
勝率通り

⑧CP(FAで有力選手を取られた球団に与えられる指名権)[132位]
・Astros:スプリンガーの流出に伴う補填

⑨~ 五巡目[133~162位]、六巡目[163~192位]、七巡目[193~222位]、八巡目[223~252位]、九巡目[253~282位]、十巡目[283位~312位]
勝率通り


付録:2020年オフにQO (Qualifying Offer)を受けた選手一覧

画像1

バウアー(CIN)拒否→LAD
ゴーズマン(SF)受諾
ルメイヒュー(NYY)拒否→残留
リアルミュート(PHI)拒否→残留
スプリンガー(HOU)拒否→TOR
ストローマン(NYM)受諾

したがってLAD, TORは二巡目指名権喪失、CINは一巡目後、HOUは四巡目後にCP獲得

<参考文献>


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?