人間万事塞翁が馬🐴

前回は「言葉の力」についてお話ししましたが、その続編として最近印象に残った言葉を紹介したいと思います!

↓前回の記事
https://note.com/ryoichi231/n/nabb4c2bbeea2


最近印象に残った格言は「人間万事塞翁が馬」です。


「人間万事塞翁が馬」
・・・人生の幸不幸は簡単に予測できないという格言のこと。

以下、由来となったと言われているエピソードを紹介します。

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国境のとりでの近くに、運命判断など占いの術に長けた老人の一家がありました。ある日飼っていた馬がなぜか突然国境の外に逃げていってしまいました。人々が見舞いにやってくると、

この老人は「今度のことは福を呼び込んでくれるかもしれんよ」と言います。

それから何か月かして、この逃げた馬がなんと胡人の飼っている立派な馬を何頭か引き連れて戻ってきました。人々がまたやってきて「良かった良かった」と祝福すると、

老人は「これは災いをもたらすかもしれんよ」と言います。

この老人の家では良馬をたくさん飼っていたのですが、ある日老人の息子が馬から落ち足の骨を折ってしまいました。人々が見舞いにやってくると、

この老人は「今度のことは良いことかもしれんよ」と言います。

それから一年が過ぎ、胡人が大挙して国境を越えて侵入してきたので、体の頑健な男子はみな兵隊にとられてしまいました。彼らの多くはこの国境のあたりで戦死しましたが、老人の息子は足を悪くしていたため徴兵を免れ、親子ともども命拾いしたということです。

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要するに、、

不幸だと思っていたことが実は幸運につながったり、幸運だと思っていたことが後に不幸につながったりするように、人間が遭遇する出来事はその時点で幸か不幸かが予測しにくい。

したがって、「人間万事塞翁が馬」は、「自分が遭遇した幸不幸の出来事に一喜一憂する必要はない」ということを教えている。

この格言のエピソードを改めて聞いてみた時に、仕事でうまくいかなかったとか上司から叱られたなどで落ち込んだりすることもあり、「ああ、自分も目の前の出来事で一喜一憂しやすいな」と思わされました。

それと同時に、人生で苦しいことが多くて自殺してしまう人たちも、辛いことが目の前に立ち塞がるように起こってくるように感じるからこそ、その苦しみから逃げたくて死という選択をしてしまうのだと思うけど、、

目の前に起こるあらゆる現象を

「これも人生の1ページなんだ!自分が主役の壮大なドラマなんだ!」

とそんな風に俯瞰的に見つめることが出来たのなら、、、何てことを考えさせられました。

目の前の現象に対して一喜一憂する以上に、"今この時"を大切に、一生懸命に生きようと思ったRYOICHIでした。😊

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