韓流ドラマ「梨泰院クラス」の魅力と人生の指針🧭 part2
前回に引き続き、韓流ドラマ梨泰院クラスの魅力について語りたいと思います。
↓前回の記事
https://note.com/ryoichi231/n/nf13a92f2386e
前回の内容をおさらいすると、
梨泰院クラスの魅力は登場人物の生き様に自分を投影しやすい作りになっており、
4つの対比構造が出来ていることが大きいと考えます。
前回で2つまで紹介しましたので、今回は3つ目からです。
<対比構造その3>
社長パク・セロイとマネージャー チョ・イソ
「理想主義」or「実利主義」
主人公パク・セロイとマネージャーのチョイソも全く価値観の異なる2人でした。
パク・セロイは自分の信念は曲げない人で、「人と信頼」を大切にするという理想に向かって突っ走るタイプです。
一方、チョ・イソは仕事ができるマネージャーって感じの人で、会社としての利益をあげることを優先するタイプでした。
この2人の印象的なシーンがあります。(以下、少しネタバレを含みます。🙇♂️)
チョ・イソがSNSを活用して会社を宣伝することでお客さんがかなり入るようになったのですが、リピート数がなかなか上がらないという壁にぶつかっていました。
そしてリピートしてくれるかどうかは料理の味が問題だという話になり、シェフとして働いている仲間のマ・ヒョニを解雇するようにチョ・イソが提案します。
仕方なくマ・ヒョニを解雇する方向で話が進んでいくのですが、社長のパク・セロイがとった行動はマ・ヒョニにいつもの2倍の給料をあげるということでした。👀
パク・セロイ:「今月の給料2倍にしておいた。その分努力しろ。お前なら出来るよな?」
↑自分が辞めさせられると思っていたら、いつもの2倍の給料をもらいキョトンとするマ・ヒョニ
仲間を人一倍大切にするパク・セロイの人柄が現れた名シーンですね!
最初は冷徹で合理的に動くタイプだったチョ・イソはこういったパク・セロイの人柄に触れて、徐々に人間味が出ていくんですよね。☺️
<対比構造その4>
パク・セロイと幼なじみオ・スア
「仲間を大切に」or「自分を大切に」
これまでの内容の中でも出てきていますが、パク・セロイは仲間を思う気持ちはとても強く、仲間のためなら自分を犠牲にするような人です。
一方、オ・スアは母親に捨てられて孤児院で育った経験から自分を守ってしまうところがあります。自分を守った結果、様々な経緯がありつつもパク・セロイの復讐相手であるチャン・デヒのもとで右腕として働くようになります。
そのことでオ・スアはパク・セロイに対して負い目を感じているのですが、そんなオ・スアとパク・セロイとのやりとりがこちら。
オ・スア:「嫌いにならないの?」
パク・セロイ:「お前がなにをしようが揺るがない。一生懸命、生きることは悪いことじゃない」
オ・スアには彼女なりの事情があって、彼女なりの信念を持って生きようとしていることを認めようとするパク・セロイの器の大きさに感動のシーンです。😹
以上、2回に渡り梨泰院クラスの魅力について語らせていただきました。
記事を書きながら、あの時の感動が蘇ってきてまた見たくなりましたね😅
梨泰院クラスには多くの感動シーン・名言があり、多くの人を感動させた結果ものすごい人気が出ています。
ここで"感動"ということを考えてみます。
人はどのような時に感動するのでしょうか?
ーそのポイントは「共感」にあると思います。
人間はドラマであれ音楽であれ、自分の心が求めているものがその作品に展開されているのを見て、そこから感動を覚える生き物であるといいます。
感動した時には「心が震えた。心が動かされた。」などと表現しますよね?
それはちょうど理科の授業でやったように音叉が共鳴しあって、震えているのと同じです。
音叉が共鳴するのと同じ原理で人間の心は動かされるというわけです。
ちなみに僕は梨泰院クラスを見て、主人公パク・セロイがどんな理不尽に思える環境の中でも信念を貫く姿に感動してました!✨
実は今の自分の置かれている立場が理不尽に思える環境だったり、それでも信念を貫く姿が自分の理想とするところなんですよね😏
要は何が言いたいかというと、
"感動を覚えるところに自分の心が求めている(願っている)ものがある"
ということです。
感動というのは時間が経つと記憶とともに薄れて消えていってしまいます。
ただ私が求めているものは本質的にはそうそう変わりません。
なので、「感動したーよかったー」でその後その内容が流れていってしまうのではなく、
感動した内容を基にアクションを起こしていき、私が求めているもの・願っている生き様を自らのものとしていく努力をしていきたいですね。
その努力の先に幸せな人生が待っているんだと思います。✨
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