ゴールド1/31~2/4トレード戦略
皆さまお疲れ様です。先週はFOMCを無事通過し、ゴールドは火曜日高値を付けて以来反落し1780付近まで来ています。その落差は約74ドル幅と大きな下落へとなっていますね。今週は先週までと打って変わり下方向優位の形でクローズしています。
さて今週は大きな指標は雇用時計がありますね。現在の下落がどこまで進むのか?や反発するならどこまで戻すのか?をドルや金利なども考慮しながらみて行きたいと思います。オープンオーダー的には、ロングが多く捕まっている状況で上値が重そうな印象。ロング比率は約78%と8割を超えると個人的には急落が起こりやすいイメージなので戻りを考慮しつつも売りメインでの立ち回りを意識して見て行こうと考えています。
上昇の要因としては短期的には、現在下げ止まってる日足~4Hサポート1780付近のサポートと、地政学的リスク要因くらいしかなさそうな印象です。詳しくは下記にて。
それでは来週分をどうぞ。
週足分析
●週足ではまだレンジ内です。目線は中立よりの下目線です。チャートパターン的にも小さなダブルトップを作ってきてますね。上下の値幅も三角内で縮小してきていますので、ブレイクも近いと思います。三角ブレイク後は上下共に水平などもあるので騙しには警戒しつつ実体抜けをみてついていきたいですね。
週足レベルの抜け後の重要ラインは上は1875と1916。下は1721と1676です。三角持ち合いの中のさらに大きなボックスとして見ることも出来るのでライン際の反転も考慮しつつみて行きます。
日足分析
●日足では、週足TL付近から水平線1780付近まで反落し、目線は26日に1830割れましたので下方向に変わり、大きくはレンジ内を推移中です。完全に崩れ切った訳でもないのですが、チャートからは上値の重さが見えていますね。
現在の下落ペースは日足の下降Nで見ると1730~21が一旦の目標になると見ていますが、切り上げTL付近で反発し引けて終わっていますので戻りを見つつ再び1830上抜けや、このまま1780を割れてくるとなると1721付近での底形成までは日足トレード的には売りメインで良いと思っています。
現在位置は、日足的にはロング最後の砦での攻防でもみ合いが想定されます。1780ここを抜かれると大きくストップなどを巻き込みながら加速しそうなのでレンジと読み綾戻しのロングを狙う場合は必ず1780割れにストップ必須です。この分水嶺的な位置のブレイク判断は4H以上での実体で割れるかどうかで判断していきます。
トレーディングレンジとしては1780~1830が中段。上は1830~1877。下は1780~1721で分けて見て行こうと思います。
4H分析
●4Hでは、金曜引けにかけて反発して終わっています。多少下落の反動は期待できるものの下方向です。戻り目を付けることなく急落してますので、一旦戻りを待ちたい所。この価格帯は再び攻防によりレンジが起こりやすと見ているためです。
赤ボックスゾーン候補は2点で、1800~1810と1826~35のゾーンで見ています。下落のトレンド自体が現在は強いので、上のネックラインまでの反発が来た際は少し慎重に売りたいと思います。本命は1810辺りでの戻り目形成後売りたいかな。先ずは、週が変わって流れが変わるのか見つつ大きく戻せないようであればポイント付近での動きを見つつ欧州~ニューヨークで売りたいなと見ています。
個人的には週前半は戻り目を作って、後半にかけて下げてくれたらいいなと思っていますが、月曜日は月末ロンフィク、週後半は雇用時計とその時間には警戒して値動きやポジション取りは見て行きたいですね。
米10年金利
●金利は、1.7~1.9で現在レンジを作ってますね。高い位置で天井を形成するのか、2%をさらに目指すのかという所。1.7%を割り込むまでは強い形が続きそうですね。相関を考えると、1.7~1.6をバックに売りを仕込みたいと考えています。但し相関効かない場面も多々あるのであくまでもゴールドのレジサポと重なれば根拠の一つとして使っても良いのかなくらいで考えておくと良いと思います。
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