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雑煮

1月1日火曜日、晴れ

どうやら風邪は去ってくれたようで、チクチクしたお腹の痛みもなくなり、頭をどんより覆っていた痛みも夕方までにはあらかたひいてくれた。(頭痛は寝すぎによる痛みだとおもう)

* * *

さて、正月といえばお雑煮ですね?

白味噌に漉し餡入りの餅を入れるというのも美味しそうですが、我が家の雑煮は実家の母から受け継いだどんこ出汁の醤油ベース。

大ぶりなどんこ(干し椎茸)をわっさわっさと水で戻すこと半日(つまり大晦日の夜のうちに水で戻しておきます)、明けて翌日石づきは固くて食べられないので切って落としてすべて薄くそぎ切りに。
火にかけて鳥モモを1cm角程度に切ったのをどぼどぼ投入、醤油だばー。(2.5リットルくらいの水に対しておたま半分くらいの醤油。たぶん薄口)
沸騰させない程度に温度を保ち、鳥から出るアクを掬っては捨て掬っては捨て。
手毬麩を一緒に含め煮にしつつ、紅白のかまぼこを薄切りにし、飾り用に三つ葉を結んで、最後に「おのおのがた、いくつか?」「ふたつ」「ひとつ」「ふたつ」「合点!」餅を入れて完成。

シンプルなだけに染み渡るおいしさです。

そしてこれに妻が夜っぴて作ってくれた豪華なおせちが並ぶのです。

実家暮らしだった頃は牛のしぐれ煮やら肉団子、唐揚げの甘酢漬けみたいなのが大好物だったのですが(いや、もちろん今も大好きなのですが)、ここ数年、より食べたいのは酢レンコンやなますといった酢の物。
兄も好きだと言っていましたが、ようやく追いついた気がします。


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