肉一色

2月10日日曜日、晴れ

外にはちょっと雪が残っていた。

* * *

レッスンのあとドーナツを買って帰ろうとハグジードーナツに向かう。その途中で店長さんにばったり行きあい「すみません、ちょうど今売り切れちゃったんですよ、コーヒーならお出しできるんですけど」と声をかけられる。残念。

図書館に返す本と、そして割り当てが来た本とを借りるつもりでいて、土日祝日は5時で閉館。だからゆっくりコーヒーをすすっている時間は取れそうもない。

じゃあまた今度と別れる。

* * *

バレンタインの準備だろうか? カルディがやけに混んでいてレジ前に伸びる行列。まあいい。夕飯の食材も買わないといけないし、後にまわそう。
夕飯はハンバーグにすると決めていたので久しぶりにビールでも買おうと物色。いろいろ悩んで(このささやかな悩みは幸せの時間)KOEDOビールの伽羅を手に取る。(爽やかな香りがした)

ドーナツ争奪戦に敗れて帰る道すがら、聖蹟桜ヶ丘のアーケード下を通り過ぎることになるのだけれど、鶏天の看板を見て、ああ、これもいいなあと気持ちが揺らぐ。
そういえば鶏皮とネギのスープがおいしそうとおもったんだった。

これ。

というわけで挽肉も買いつつ、鳥もも肉を一枚追加。

剥いだ皮をよく炒め、たっぷり溶けだした脂でネギをこんがり炒める。そして鶏スープを追加。(ミルクとカブ、そして片栗粉でとろみをつけるのは、やってみたいけれど、こどもらが口にしないという確信があるためできない)
皮を剥いだモモ肉は短冊に切り、酒とだし醤油、そして生姜のすりおろしを加えて浸けおきに。
その間にジャガイモを切り180度でじっくりゆっくり揚げる。

鶏天にするつもりが薄力粉の封がまだ切られておらず、ひょっとしてこれはバレンタインのチョコチップクッキーの材料なのではあるまいかと手出しすることがはばかられる。(想像は当たっていた)
仕方なく片栗粉をまぶして揚げたので、鶏天でなく唐揚げになってしまった。

ハンバーグは合挽き600グラム。塩を振りナツメグパウダーを入れ、黒胡椒をガリガリ挽いて捏ねる。別で細切れにしておいた玉ねぎをフライパンでしっかり炒めて焼き色をつけておく。
挽肉はあまり強く捏ねると結着しすぎて焼いたときに肉汁が全て溢れる ……から手加減しようとおもっていたのだけれど、どうやらやりすぎたらしい。蒸し焼きにしたフライパンに1センチほどの脂だまりができてしまった。

できあがった夕飯は肉一色。野菜を、野菜を追加するべきだった……。

* * *

モンクでのプレイにちょっと飽いたので「Urushihara」と名前をつけたウィッチドクターでディアブロ3のストーリーモードをプレイ中。難易度をノーマルに下げているため、まさに駆け抜ける勢い。
チャプター2の後半から始め、3、4を終え、5章の終盤、伏魔殿攻略を始めるところまで進めてしまった。

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